mothercoatのトキロックと発します

はじめに

お初にお目にかかります🙇‍♀️
mothercoatのトキロックと発します。

「mothercoat」「トキロック」、将又このページのURLの「BONJIN_RECORDS」とは一体何であるのかについては、事前に「プロフィール」をご一読いただければ幸いです。

トキロックとして初めての投稿なので、noteにおける自分の表現の在り方を、これを書きながら探ってみようと思います。

表現の様式

まず、noteという媒体においては、自分の表現の読者はトキロックはおろかmothercoatをご存知とは限らない。それが自然と「はじめに」以降の表現の堅苦しさを産んでいるように思える。と言いつつ自然と敬体から常体に遷移する辺り、きっと文体についてはこれが私の自然なのかな。と読者がいるにも関わらず独り言のように自己完結する辺り、読者に読んでほしいと思っている訳じゃないのかな？ではさっきまで「お読みいただければ幸いです」と書いていた私は何処へ❓って思い出したように直前のハテナはそのままに次は絵文字のハテナ❓２回目の絵文字ハテナははっきりと読者を意識しているとの自分への表明かしら。「かしら」って、また独り言へ逆戻り❓てか小説とかってこの辺りの処理をどうするか皆さん巧みに計画されているから読者は違和感なくその世界観に入り込めるのかもなぁ。次何か読む時は意識してみようかと思ったのも束の間、あなたそんな事して小説家にでもなるつもり❓と左脳の斜め後ろから突っ込まれた気がするので、ここからは文体や立ち位置については自分内統一ルールすら決めず、読者に意識を戻したり、自分の思考に入り込んだりしながら書いていかないと話が一歩も進まないなぁ😅

アーティストのカッコよさ

次にアーティストとしてのカッコよさについて。良く、アーティストのプライベートなんてものは理想像が崩れるから知りたくないとか、ファンからしたらしんどい現実からひととき距離を置いてくつろぐつもりなのに、アーティストの例えば「政治的な発言」などは聞きたくない、とかいう声を聞く。

逆に有名人が積極的にインスタやブログで「プライベート」を露出していたり、「素」がポロリして絶賛されたり炎上したりするのも見受けられる。後は対談とかインタビューとか居酒屋で飲む番組とかで「あの人には意外な側面が、、、」のギャップ萌え、もしくはギャップ萎え。

振り返って自分は知名度は現状ほとんどないに近しいけれど、その中でも自分たちを応援してくれている人たちをがっかりさせてはいけないなというような、どちらかというと元気を届けられる存在でありたいという願いはある。

じゃあ、ここでの表現もそうやって格好つけていこうか❓

この件に関してギガディラン（ギガディランが誰かについては前述のプロフィールを参照）に良く言われる事だけれど、自分が恥ずかしいとか汚点とか捉えているようなことを隠し続けるというのはシンドい生き方だよ、と。
ちなみに彼の場合、ステージ上の自分とはまた違った見え方をするかもしれない自分のプライベートも、極力オープンにしたいという傾向がある。曰く、隠し事は極力少ない方が疲れないから、らしい。

そこに振り切れるには自分は恥を知り過ぎているかもしれない。（トキロックを大いなる恥知らずと認識している友人・知人の皆さま、見解の相違については再会した時にでも相当マイルドにご指摘下さい。ガラスのハートを持っています🙄）
果たしてそんな自分の背中を後押ししてくれる、オープンなアーティストでいるためのベストプラクティスはあるのだろうか。

検証例その１・・・ヒロミ・ゴー

この方は所謂「オン」と「オフ」の区切りがないらしい。（注１）アイドルとしてはそれが最強のファンサービスな気がしますが、いかんせん、そういえば自分はアイドルではないのだった、、、。しかしながら、「自分にとっては自分自身の歌は全部一番、他人に自分の歌のランク付けされるのは賛成しかねる」と音楽に関するランキング番組の出演をすべて拒否するといったエピソードには大いに共感。

■ 注１
興味深いのは2000年に「1日の23時間55分が郷ひろみであり、残りの5分間だけが原武裕美に戻る時間。」からの、2005年「僕はより一層努力し郷ひろみを極めたい。」からの、2016年「24時間366日“郷ひろみ”でい続けること」。この16年間かけての郷ひろみ率99.7%から100%への残り0.3%を詰める努力は察して余りある。
出典: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/郷ひろみ

検証例その２・・・永ちゃん

言わずと知れた日本武道館をロックの殿堂化した矢沢永吉氏。この方の名言に「俺はいいけどYAZAWAが何て言うかな？」（注２）がある。自分の中に明確なアーティスト像を持ちつつ、そこへ向かっていく姿勢を崩さないのは素晴らしいですが、いかんせん、自分の中に俺とYAZAWAを同居させるようなやり口は、解離性同一性障害の発症リスクを考えると自分には取れない戦略なのだった、、、。

■ 注２
肝心要の「矢沢とYAZAWA」の関係性について、文中の例えが教養不足で解らず、、、😭
出典： http://www.kkbox.com/jp/ja/column/reviews-209-23-1.html

検証例その3・・・エガちゃん

さぁ、江頭2:50氏。数々の芸人としての伝説を作り続けながら、プライベートでは東日本大震災で消費者金融で借金して購入した支援物資を自分の被曝の危険を省みず被災者に届けに行った末、その情報が自らの意志に反して拡散してしまうと、女性の前で性器の露出をする事により自らのイメージダウンを図るなど、器が計り知れない。彼が嵐に次いで日本人歴代二位の、開設九日目にしてYouTubeチャンネル登録者数100万人に到達し、さらについ最近、開設二ヶ月半の2020年4月15日時点にして200万人を超えているという事実は希望としか言いようがない。また、彼の善人ぶりを虚偽の善人伝説でさらに推そうとする（本人にとってはむしろ迷惑）Twitterの偽物が出現した際に、自らそれをはっきりと否定。この否定の発表をした事でファンは減るだろうが「そんなファンは初めから要らねえ❗️」と発言。（注３）

■ 注３
正直、今回検証例を求めて調べるまで、私は「笑ってはいけない、、」シリーズでの出演ぐらいでしか彼の事を全然知りませんでした。が、先日たまたま、彼のYouTubeでCOVID-19への注意を喚起する動画を見た際にmothercoatは号泣したのもあり、心に引っかかっていて調べてみたんですよね。うーん、凄まじい。一読の価値アリです。
出典： https://ja.m.wikipedia.org/wiki/江頭2:50

うーん、決めた。彼の在りように届かないまでも、明確なアーティスト像を持ち、そこへ向かい又維持する努力を保ちながらも、この世界や人間を愛してやまない人柄が溢れ出てしまい、その事になお恥じらいを持つ、サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ。

表現の忖度

さて、表現スタイル、表現ポリシーと来て、最後にどこまで書くのかという問題。社会生活上、特に日本語においては立場ごとに発言内容、トーンの忖度（本来の意味での）が必要な場面も多いと信じ込んできたけれど、確かにギガディランの言うように自分の経験上忖度する事が必ずしも機能するとは限らなかった。どちらかというと自分のこれまでの人生、「沈黙は金」（注４）な傾向であったけれど、年齢を重ねて自分が何か世の中の役に立てることを考えるようになって、自分の立場を良くすることよりもむしろ全体を良くすることを意識して意思決定もしくは表現をする方が、結局自分のためにもなるとの確信めいたものを感じるようになってきました。

■ 注４
「沈黙は金」の意味解釈にも諸説あるようです。
https://seikatsu-hyakka.com/archives/16747
http://kotowaza-kanyouku.com/yuubenwaginchinmokuwakin

さらに最近のCOVID-19の大流行によってその見識に拍車がかかってきました。もちろん個人の狭い見識や事前の調査時間と発信までの時間を天秤にかけるのは難しいけれど、何をどう言っても人は完璧にはなれない。その上で最善を尽くして、間違ってるならば誰かが突っ込んでくれるかもしれないし、そうしたらそこから学べばいい。そして他人の間違いにも、尚更もっと寛容になっていければ良い。

情報への脊髄反射を肯定しているわけではありません、念のため。インターネットの功罪として、自分の思考のひと回りかふた回り先を一旦考えて情報を咀嚼したり、発信したりしないと社会全体の損失が大きい世の中になってきたと思います。もちろん、損失を超えて余りある利益の大きさには、ちょっとした知りたい事を調べたら答えが幾通りも提供されたり、オンラインで会話したりすることひとつ(というか二つ)をとっても、毎日ただただ圧倒されるばかりです。

その時に、何をどう間違ったのかがわかる方が、他人との議論やサポートを得てより良い方向へ、より早く向かう事に繋がるので、思考や結論の根拠とした情報や文献、それらの過程は公開して共有する方が、得てして良い結果を産みやすい気がしています。

というわけで思ったり感じたりする事は、忖度少な目でガーッと書いてみる。その上で冷静な自己レビューを出来るだけしてみるけれど、発表自体面倒になってしまうほどの「正しさ」にいたずらに固執しない。という感じでこれからもnoteでの表現を楽しみながら継続するために、肩の力を抜き目で文章に限らず短い言葉や写真、落書きなんかもおいおい表現していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします🤲

TR