感動を求めてのメモ書き

社会人になって約一年。
社会人になるって何だろう。俺は何になったんだ?
職を手に入れたことは確か。が、社会人という生き物に変化したわけではない気がするので、一行目は社会人と呼ばれるようになって約一年。が正解な気がする。

書き出しからわかるようにめんどくさいし長くなるかもしない。
このところ感情の起伏が驚くほどに平坦。埋立地みたいな感じだ。

セーブしてる感があるから、もっと感動できる体験に時間を費やすのがよさそうだ。

直近でいえば、梅狩りとジムのスクールを見ている時間が感動できた。
梅狩りは昨年、ちょうどニートから社会人(と呼ばれるようになった)に切り替わるタイミングだった。和歌山の田辺という世界農業遺産になっている地域のゲストハウスに、梅の収穫作業をして泊めてもらうという経験をしに行った。大阪で知り合った面白い学生たちから誘われてのことだった。
で、紀州南高梅の梅酒がニートには染み渡り、来年もここへ来ようと決意したのであった。
というわけで、一年たち、ニートは週七ワーカーへと変身を遂げて再び梅狩りに赴いた。昨年とはガラッと出会った人たちは変わったが、それでも梅酒の美味さは変わらずそこにあった。
ライフとワークは切り分けられ天秤の両側に載せられる存在ではないのだろうという結論に至り、また来年も来ようという決意を新たにした。

ジムのスクールは現在2人の生徒が通っている。来月から一人増えるので楽しみ。
子どもたちは、各々がクライミングの楽しさを見つけつつ、驚くような成長を見せてくれる。まだ2カ月足らずの付き合いだが、それでも関りが変わってきていることも嬉しい。彼らが頑張っている限り、自分も成長したいと思えるので素敵だ。

そんなこんなではあるが、もっと感動できることを探してみよう、ということで、今度はちっさなイベントをポンコツを集めてやってみる。仮説としては、「ポンコツとの向き合い方をシェアすれば、人はより軽やかに生きられるのではないか」だ。またこれは面白い展開ならまとめたい。
後、神戸に「wagomu」というクライミングジムを見つけた。手ごねパン教室もできるらしい。面白そうだ。登る人も登らない人も、集う場としてのクライミングジム。僕が目指す理想形だ。一カ月以内に必ず行く。きっと感動できる。


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