写真も何もないけど心に刻まれた思い出の「食」チャレンジ
写真も何もないけど心に刻まれた思い出の「食」チャレンジ④
「センブリ茶」
センブリ茶
以下
Wikipediaより
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和名センブリの名前の由来は、全草が非常に苦く、
植物体を煎じて「千回振出してもまだ苦い」ということから、「千度振り出し」が略されて名付けられたとされている。
その由来の通り非常に苦味が強く、
最も苦い生薬(ハーブ)といわれる。別名は、トウヤク(当薬)、
イシャダオシ(医者倒し)ともよばれる。
別名の当薬(とうやく)は、試しに味見をした人が
「当(まさ)に薬である」と言ったという伝説から生まれたとされる。中国植物名は、日本獐牙菜(にほんしょうげさい)という。花言葉は、「はつらつとした美しさ」である。 分布
中国、朝鮮半島、日本に分布する。日本では、本州の関東地方以西、四国、九州にかけて広く分布する。丘陵地やマツ林などに多く、日当たりが良く、やや湿り気のある山野の草地に生育する。先駆植物(パイオニア植物)としても知られ、湿った切り通しの斜面に生えることもある。脚本家で知られる田中澄江は著書『花の百名山』で、高鈴山を代表する花として紹介し、著書『新・花の百名山』で熊野路を代表する花として紹介した
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以上
私が小学生のころ
仲が良かった近所の三家族ぐらいで
#飯能 の方へハイキングへ行った時の想い出
細かなシチュエーションは覚えてないのだけど
たしか
ちょっとした休憩ができる
小屋のようなところで
その「センブリ茶」に出逢いました
おじいさんが一人
何か作業をしていたのだと思うのですが
そこに
急須と湯呑が、、、
おじいさんは
「ちょっと苦いお茶ですが、よかったら飲んでいかれますか?」
とおっしゃたのだと思います
大人が
「では、ありがたくいただきます」
と
その
急須からお茶を注ぎ入れ
グイっと、、、
当時私が10歳前後のころでしたから
親の年齢は30~40歳ぐらいだったでしょうか?
いい大人です
私の母は、テレビ番組などで
食べ物を粗末にしたり
悪ふざけが過ぎる映像が流れると
「もったいない!」
「行儀悪い!」
と、怒る人でしたから
萩本金一さんの番組は好きでも
ビートたけしさんや
志村けんさんの番組は
あまり気持ちよく見ていない
そんな
大人でした。
そんな
大人たちが
そのお茶
「センブリ茶」を飲んだ瞬間
テレビタレントがするようなリアクションで
あまりの苦さにお茶を噴き出す人もいる始末
大人が
いい大人が
「苦い」と悶絶しみんなで笑って
「お前飲んでみろ」
とか
「無理!もう無理!」と
大はしゃぎでしたから
子供たちももちろん大はしゃぎ。
私は私で
なめるほどしか飲めませんでしたが
「苦い」とは「苦しむ」だ
と、体感しました。
何年か、のちに
笑っていいとも
で
罰ゲームでセンブリ茶が出ていたときの
タレントさんのリアクションには共感出来ました。
大人も子供も大笑いして
苦味を共有したあの時のことは
いまも味覚とは逆の
爽やかな思い出です
親や周りの大人が
本気で楽しんでいる瞬間の
子供たちの気持ちを覚えているので
いい大人になった私は
やっぱり
全力で楽しむ姿を示して生きていたい
そんなセンブリ茶のニガイ味
これが
いまも強烈に心に刻まれた「食」です
・人生で強く記憶に残っている食を七日間一食毎日紹介する
・写真もないが記憶を頼りになるべく詳しく紹介してみる
・食に対しての啓蒙活動にしようって下心は出さないよう努める
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