写真も何もないけど心に刻まれた思い出の「食」チャレンジ
写真も何もないけど心に刻まれた思い出の「食」チャレンジ①
「函館で食べたタコ」
両親が青森出身で
それぞれ兄弟が多いので
当然親戚が多い。
函館の昆布漁をしている漁師にお嫁に行ったのは、
私の母のお姉さん。
そんな函館の従妹の結婚式に
当時小学4年生だったかな?
「花束贈呈役」を仰せつかり
当時まだ青函トンネルはなく
連絡船に乗って
冬の津軽海峡を越え
函館へ行った冬休みの想い出。
船酔いする私は4時間の地獄の津軽海峡越えも
いまはいい思い出ですが
強烈に残っている記憶は
まず
トイレが外で
冬の夜にトイレに行くことへの恐怖
そして
小高い丘の上の家の庭で
冬の夜空を見上げた時の
宇宙空間に
放り出されたかのような
圧倒的な景色に
感動を超え
恐怖にも似たなんとも言えない気持ちに
立ってられず
しゃがみ込んでしまったこと。
そして
おじさんが漁でとってきたタコを
その夜
お刺身でいただいた時の
感動!
忘れられない
感動の食感
大きなタコを片手では持ち上げられず
兄と二人で持っている写真が実家の埼玉に残っていますが
私の記憶では
あの時の
夜の食卓で
タコが刺身として出てきて
頂いた時の感動!
吸盤の食感
何とも言えない香り…
大人も感動している食卓の雰囲気
全てがタコ
もうタコです。
結婚式で素晴らしい料理をいただいたのかもしれませんが
私にとって
冬の函館でいただいた
「タコ」
これが
いまも強烈に心に刻まれた「食」です
・人生で強く記憶に残っている食を七日間一食毎日紹介する
・写真もないが記憶を頼りになるべく詳しく紹介してみる
・感動させようとか、食に対しての啓もう活動にしようって下心は出さないよう努める
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