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写真も何もないけど心に刻まれた思い出の「食」チャレンジ

写真も何もないけど心に刻まれた思い出の「食」チャレンジ⑥

「鬼がらしのラーメン」

山形県に私の兄(長兄)が住んでいます
ちなみに次男は神奈川
三男(私)は広島です

山形には今まで計10回くらいは行ってると思います
蔵王山でスキーをしたこともあります
温泉も素敵なところ沢山あって
特に衝撃的だったのは
「百目鬼温泉」
田園に囲まれたなんとも素敵な立地で
何がすごいって
「一回の入浴は3分以内」って
注意書きがあること

成分が濃すぎるらしい
温泉マニアじゃなくても
ここは全然違うってわかるほどの温泉

おすすめです

あっ間違えた(笑)
ラーメンの話

山形の魅力は
「食」です
お蕎麦も有名ですし
コメもお酒もおいしい
だからか

飲食店のレベルも高い

そんな飲食店でも
ラーメン屋さんの
レベルの高さはすごいと思います
そんな中
一番って意味ではないのだけど
衝撃を受けた思い出のラーメンがあります

それが
「鬼がらし」のらーめん
もう15~20年以上前の記憶なので
どこにあったかも知らないし
今もあるのかはわからないし
あったとしても
同じかどうかはわかりませんが

何というか
それまで経験したことのない
衝撃を受けたラーメンでした

正直
ラーメン屋さんで
まずいって思いをすることはそんなになかったし
個性こそ
店舗で違えど
感動はすれど
衝撃を受けたことはそれまでなかった

紹介しておいて何なのですが
どうすごかったのか形容できない
言葉で伝えられない何というか
圧倒的なパワーがあった
いや
スピリチュアルな意味じゃなくて
塩分が濃いって意味でもなくて

強すぎかなって程の
魚粉の香り
それに負けないスープのコク
太麺の迫力
どんぶりの底になぜかある肉団子の存在感
そのすべてが強すぎる
バランスがとかそんなこと関係ないってかんじで
全部が全力で強い
そしてうまい

うまかったんです
兎に角
興奮しながら食べたのを覚えてるし
その後何年も
「鬼がらしのらーめん」が頭から離れなかった

いま
あのラーメンについて思うのは
作り手の気合というか
強気な姿勢というか
信念というか
そういったクセのあるものって
当然万人にはウケないし
賛否分かれる評判になったりすると思う
けど
そのパワーはやっぱり伝わるし
そのパワーを真正面から受けちゃった人に対しては
記憶に突き刺さるような一杯になる

「こんな記憶に突き刺さるような料理が作りたい」
その、心揺さぶられたラーメンが
「鬼がらしのらーめん」

これが
いまも強烈に心に刻まれた「食」です

・人生で強く記憶に残っている食を七日間一食毎日紹介する
・写真もないが記憶を頼りになるべく詳しく紹介してみる
・食に対しての啓蒙活動にしようって下心は出さないよう努める

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