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vs川崎フロンターレ(天皇杯準々決勝)

前置き

鹿島サイド
残された唯一のタイトル。
勝たなきゃ先にすすめない120分でもPK戦でも勝ってくれさえすれば良い。

川崎サイド
リーグ戦首位。
国内2冠を目指している。天皇杯は連覇がかかる。


結果は惨敗

1-3と敗戦。
前半にコーナーから失点。
後半には攻勢を見せる段階で失点。
60分までで3失点でほぼ試合が終わってしまう。
荒木のゴールも川崎を焦らせるに至らず。

約30分残して勝てないと思わされたのは久しぶりの経験。

今年も無冠が確定。


良かった点

皆無。

個人を褒めるにしても、持ち味が出る前に圧倒されて負けた。
チームレベルでは段違いの完成度。
ポジティブに観るのは不可能。


気になった点

試合を通して
狙いはカイキ、上田、アラーノでのカウンターだったのかな?
蓋を開ければ保持は出来ず、12分頃には川崎に制圧され、前進はロングボールのみだった。

カウンターを狙うにしても、沖の弱点はバレており、ベルドアップでの貢献度はゼロ。
頼みのピトゥカに対してはしっかり対策され、常に縦へのコースを切る事、時間を奪う事で完結していた。
川崎なら、これくらいしてくることは分かる。
問題は2手目が打てない事。
流れの中での変化は見られず、後半点差は開いた段階で荒木を出す事で、多少前進する事が出来ていたが、川崎の交代によってほどなく効果が無くなった。

この辺りは、完全にプランの差だと思う。
スタートから後手で勝てるほど安い相手では無い。


リーグ戦が布石?
ホームの試合は先行して勝ちに近づいた気がした。
これが錯覚だったのかもしれない。
川崎は脇坂の先発起用、けが人の復帰、過密日程からの解放。
条件が違う中で、前回と同じはずが無く、鹿島の右サイド、家長、脇坂or旗手、山根により蹂躙されひたすら殴られる展開に。
リーグ戦で安西が攻撃で家長を下げる事が出来ていたのが嘘のように振り回された。
結果決定期を作られ、コーナーを取り、先制を許す。
上手くいかなかったにしては酷すぎる状態にはなった。


試合を終えて

何もかも負けていた。
前半から圧倒され、ひいき目に見ても勝てるとは思えなかった。
大好きなチームが蹂躙されるのはメンタル的にキツイ。

これから先、川崎に追いつけるのだろうか?
それくらい差のある完成度だった。
戦うにも、土俵に上がれなかった印象。
戦術が無くて戦える程サッカーはぬるいスポーツではありません。

これで国内5年間無冠
完全に常勝では無くなった。

ACL出場に向けて残りのリーグ戦全部勝つ気合を見せてほしいが、それで解決する問題でもない。

選手の構成上、ACLに出れなければ大量に放出する事になるだろうし、新加入も来たいと思わないだろう。

来シーズンも相馬監督なら相当な覚悟が必要。
ってか、現体制では優勝目指すのは無理だと思う。
サッカーしてないもん。

皆さん次戦も頑張りましょう。

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