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bonbonの働き方

さっき11時にお店をオープンして家へ帰ってきました。


最近は働き方改革と称して

自分自身の労働時間を決めて働いています。


朝3時からオープンする11時まで焼いて

お店をスタッフに任せて帰宅


夕方17時から2時間ほど翌日の仕込みや準備

そんなルーティン

時間調整をしてもうすぐ1ヶ月

一人作業の時間が増え、いい集中力でグッと入り込めて

朝の仕事が格段に楽しくなりました。


オープンしてから店主がいないというのは

いかがなものか?と悩みましたが

スタッフを信じようと決めて

託しました。

今のところ順調だな

みんなすごいわ。



うちのお店は月に10日ほど

と営業日が少ない。

月曜 仕込み

火曜 営業

水曜 仕込み

木金曜 営業

上記のルーティン

たまに週2営業だったりもします。


少ないなー!

少ないのよ

自分でも思う

重々承知なのです。



私はパン屋で働いたことがないから

パン屋の型がない。

経験がない分、遠回りもするけど

過重労働の流れに最初から飲み込まれない

その選択ができたのだと思う。

世の中のパン屋はキツい。

朝早くから何十種類ものパンを焼き上げて、足らなくなりそうなら焼き足して次の日の仕込みをして帰る。

朝6時から夜7時まで開いてるパン屋もたくさん。

それがパン屋と言うなら

うちはパン屋じゃないのかもしれないな。

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売り方も独特(おそらく)で

11時までに焼ききって

11時から13時の間に700個前後のパンを売り切る。

狭小店舗なので

スタッフの ”出し”と呼ばれるクルー(クルーってカッコイイ!)が

厨房からひたすら商品を出し続ける。

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13時以降に商品が多く残っている時は

インスタグラムのストーリーで状況を伝えてお取り置き販売へ移行する。

フードロスは出さない。

今のスタッフで焼ける最大量を焼いて

それ以上を焼かない。

夕方まで開いてない、仕事帰りに立ち寄れない

そんな言葉を耳にすると

もっともっと、と

常に後ろ髪はひかれるのだけど

無理はしない。

スタッフは翌日の準備と掃除を済ませて16時にはタイムカードを打つ。

みんなが笑顔で程よい疲労感で

今日もよく笑ったなー!!いいパン焼けたなー!

そう言って帰れる仕事量をギリギリのラインで調整して

予算を組んでいくのが

私の仕事だと思う。



今日もたくさんのパンと焼き菓子、

焼けて幸せです。

買いに来てくださったお客様

並んで待ってくださいまして

ありがとうございました!

美味しく食べていただけますよう。


bonbon店主


#bonbonbread
#パン屋





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