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迷子の時は

目標が決まらない
グルグルと迷子になっている                     一年の始まりに立てた働き方を変えるという目標がほぼ現実になったからか、向かう先が見つからない。

日々の仕事を丁寧に                         これはもちろんベースとしてあるのだけど
小さくても大きくても新しい何かを掲げていないと自分の気持ちがなかなか上がってこない性分です。

ここ最近はとてもありがたい事に営業日は行列ができ、11時から13時の間に700個ほどのパンや焼き菓子が売り切れる。
コロナ前は並んでも30分、お客様の投稿にはその位の時間で書かれていたのが最近目にするのは2時間並んだという文字。
ここまでくるとありがたいだけでは済まされない気持ちになってくる。
行列を解消するのに営業日を増やせば仕込み日が減って焼き量が減って売り切れがさらに早くなり並び始めが前倒しになるだろうし。

今の営業形態に限界を感じているのも確かで、分岐点なのだろうな。
少し規模を縮小して販売形態も変化させて現状維持を図るか
移転などキャパシティを広げて今の焼き量を維持するか
きっと方法は何通りもあるはずなのでいろいろな職種の人や仕事仲間と話して方向性を見出していく時期なんだろう。

今までもこの分岐点に何度も立ってきたのだけど、小休止したりReスタートしたり、自分の意識を変える選択で通り過ぎてきた。
さて今回はどうだろう。画像1


Workaholicワーカホリック

生活の糧を得る手段であるはずの職業に、私生活の多くを犠牲にして打ち込んでいる状態を指す言葉「私は働かなければならない」と仕事に打ち込むあまり家庭や自身の健康などを犠牲とするような状態を指す

Work engagementワークエンゲージメント
仕事に対してのポジティブで充実した心理状態のこと 働くことへのモチベーションには、認知的、感情的、身体的関与の3要素が存在している
ワークエンゲージメントは仕事に関連するポジティブで充実した心理状態であり、活力、熱意、没頭によって特徴付けられる

ワークエンゲージメントは仕事への態度が肯定的である
「私は働きたい」(I want to work)
対してワーカホリックは
「私は働かなければならない」(I have to work)
自由意思ではない

私は常にI want to work の思考で働いている
仕事が好きで小さな達成感を積み重ねるプロセスに充実感を得ている
発酵に魅了され、早朝に膨らんで発酵した生地を見ると嬉しさで胸が高鳴る
元気に大きくなったねー!いい匂いだねー!なんて1人劇場を繰り広げる
朝早くて起きるのが辛くてあぁパン屋なんて辞めてしまいたいと思う朝が一転してあぁ、この仕事が好きだなぁパン屋で良かったなぁ!となる。
そんな日々もオーバーワークで体調を崩してしまうとI have to work ワーカホリックにたちまち変わってしまう。

今週のベーグルdayは私の予算ミスでスタッフにも大変な仕事量を負わせてしまった。オープンにも全く間に合わず、朝ごはんミーティングも出来ず、ごった返した厨房の中でなんとか時間が過ぎて、仕事がはけて、全員が酸欠になる感じだった。申し訳なかったよみんなごめん。心が折れる私に笑顔で冗談を言ってくれるあたりに涙が出る。当日は両腕の腱が張ってしまい、慌てて鍼灸の先生のところへ駆け込む。恐ろしく痛い筋膜マッサージを施してもらいなんとか夜は眠れたのだけど、体と一緒にメンタルも折れてしまい来週の営業日を1日飛ばす事になりました。
プロ意識に欠ける情けないし恥ずかしい
無理をして焼き量を増やしたわけではなかったけど、結果参考になった1日。もっともっとと焼くのは続かない。もともと小さな設備のパン屋だから設備以上の仕事はしないと決めていたのに、売り切れが続くと気持ちが揺らぐ、工夫すればもう少し・・。
いやいや、焼き量を安定させて丁寧に焼いていこうと決めたよね、と自分に言い聞かせる。ここ数日ずっと自問自答で答えが出ない。
体が壊れて気持ちまで低迷しているのだろう。
こういう時はしっかり寝て、仕事から意識を切り離す努力をする事だな
なんだか取り止めのない文章になってしまった
気持ちが元気になったらまた全力で美味しいパンを焼きます。
春を感じれる心でいられるように
少し深呼吸の日々。
でも今日は寒いな笑。


 bonbon店主

#bonmbonbread
#baker
#パン屋


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