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今日の投資経済ニュース 21.09.10

皆さんこんにちは。ボンバです。
さて、今日の気になるニュースを紹介します。

新生銀行株がストップ高 TOB発表で買い注文殺到

10日の東京株式市場で、新生銀行株に買い注文が殺到し、値幅制限いっぱいのストップ高水準の1740円で取引を終えた。SBIホールディングスが前日、新生銀に株式公開買い付け(TOB)を始めると発表したため、買い注文が殺到した。新生銀株は前日終値に比べ300円値上がりし、上昇率は20.8%だった。

SBIは新生銀株を1株2千円で買い付けるとしており、売却益を得られるとみた投資家の買いが集まった。SBI株も急騰し終値は前日比214円(7.6%)高の3020円。「TOBに成功すれば、SBIは総合金融グループとしての地位が確立する」(準大手証券関係者)と期待された。

ただし、新生銀行の筆頭株主には政府があり、応じるのは現時点では難しそうとの見込み。

政府は、前身の旧日本長期信用銀行に公的資金を注入した関係で、新生銀の計4691万株(発行済普通株式の21.8%)を預金保険機構と整理回収機構を通じて保有する。

政府が新生銀の株式を売却する際は、国民負担の回避のために3500億円を確保することが定められており、1株当たり7500円程度の株価が必要。9日の終値1440円に対し5.2倍、TOB価格2000円に対しても3.8倍となる。

SBIは地銀の囲い込みの順調で金融庁からの期待も高いようですので、しばらくは動きに注目です。

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