読むエステ 第3回 皮膚のバリア機能と常在菌
ご無沙汰しております、ケサランパサランです。
近年では腸内細菌がクローズアップされていて「腸内フローラ」という言葉で広く一般にも知られていますが、皮膚にも外部の刺激や皮膚トラブルを防ぐための数多くの常在菌が存在しています。
腸内細菌の次に多いと云われている皮膚常在菌は1000種類以上の菌種が存在するといわれています。
よく知られているアクネ菌も常在菌のひとつで、皮膚を弱酸性に保ち細菌の増殖を抑える役割を担っています。
ニキビの原因といわれるアクネ菌ですが皮脂の分泌過多や何らかの原因で毛穴が塞がれ増殖し炎症が起きなければニキビになる心配はありません。
数多くの常在菌のバランスを崩さない為に気をつける事は
⚪︎過度な角質の除去(ピーリングや過度な洗顔)
⚪︎部屋の乾燥等の外部の環境の変化による乾燥を防ぐ
⚪︎角質層に存在する表皮ブドウ球菌は皮膚バリア機能を保つ為に重要な常在菌です。皮膚への過度な刺激をなるべく避けましょう
腸内細菌と同様に皮膚常在菌も大切にしてください。
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