ウイーンの老舗カフェでガトーショコラ@東京

ペンシルママが何度も行った数少ないレストランについてご紹介します。表参道駅すぐにある「カフェラントマン」というお店です。こちらのオーストリアのウイーンにあるカフェの海外第1号店で、1873年にウイーンでもっともエレガントなカフェととして誕生したそうです。店内の雰囲気も料理もウイーンを再現した素敵なカフェとなっています。

ペンシルママが初めて訪れたのは大学生の時に年配のご婦人に連れてきていただきました。それ以来幾度も、訪れました。お友達に、昔仕事をしていた時の同僚に、母と、主人と、そして一昨年は娘も一緒に家族で訪れました。あまりファミリー向けな雰囲気ではないので(特にディナータイムは)、おとなしく食事を楽しめる年齢になるまで待っていました。

こちらでペンシルママが好きなメニューは「ウイナーシュニッツエル」です。サクサクの薄焼きの子牛のカツレツです。こちらのお店ではブルーベリーソースがついており、ブルーベリーソースと薄く揚げられたカツレツがとても相性が良いです。こちらのおみせではいつもメインはこのカツレツを選ぶので、他のものを食べたことはありません。ですが主人の注文したサーモンも美味しそうでした。

スープでは「グーラッシュ」という牛肉の入ったパプリカのスープが有名ですが、慣れないとパプリカ風味は癖があるかもしれません。娘と一緒に行った際はカボチャのスープを選びました。クレープ入りコンソメスープも美味しいです。ラージサイズは量が多いので、シェアして食べられます。器も素敵です。

お待ちかねのデザートもとても美味しいです。まずはウイーンといえば名物は「ザッハトルテ」ですが、濃厚なチョコレートで美味しいです。まずは食べていただきたいお勧めのケーキです。ウイーンを良く知る方に聞くと、ウイーンの本場のザッハトルテより美味しいそうです。生クリームと濃厚なチョコレートがとても合います。

「モーツアルトトルテ」も美味しかったです。こちらはピスタチオクリームとチョコレートムースが層になったケーキです。これらは濃厚なデザートですが、さっぱりと食べたい方には「パラチンケン(あんずのクレープ包み)」がおすすめです。こちらもウイーン名物です。他にもりんごやシナモンを使ったウイーンらしいデザートが楽しめます。

ドリンクもウイーンらしい、コーヒーと生クリームを使ったものを頂けます。日本ではおなじみのウインナー珈琲ですが、こちらでは「アインシュペンナー」もしくは「ユーバーシュトゥルツアー」というものがそれに相当しそうです。コーヒーとホイップクリームとシュガー、もしくはコーヒーとホイップクリームです。もちろんおすすめはこれらです。ウイーンらしさを満喫できます。

ペンシルママは昔オーストリアウイーンを訪れた時、「ホテル ザッハーウイーン」を訪れ「カフェ ザッハーウイーン」でお茶を頂きました。こちらでのお目当てはもちろんザッハトルテです。この時は濃厚なチョコレートに濃厚なアイシュンペナーはお腹に重いということで、紅茶をセレクトしましたが、この紅茶が思いもよらず美味しくて、お土産に紅茶も買って帰りました。ザッハトルテも文句なくおいしかったです。
その紅茶が「デンメア」というようなのですが、何とその後日本に進出してきたようです。六本木にお店を構えているらしいです。何と旅で出会った名品を、東京ではいつでも手に入るようになったのですね。そこが東京の魅力ではありますが、やはり現地の雰囲気の中で、現地の人と現地の水や素材を使って頂くのは、旅しなければできない贅沢でしょう。

またウイーンを再訪する日を夢見ながらとりあえずは東京のウイーンへ足を運ぶのです。

ちなみに渋谷スクランブルスクエアのなかにカフェラントマンの監修のカフェが出来ています。「アナーズバイラントマン」と言いますが、こちらでもラントマンのスイーツをいくつか頂けます。ですが、パラチンケンなどないものもありました。またこちらのアナーズでは、ドリンクの種類が豊富で、スムージーやフルーツジュースなど、もちろんウイーンらしいコーヒーも頂けます。よりヘルシーな印象の女性向けカフェのようです。

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