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【いなフリレポ その5】会社クビになったので田舎でキャリアスクール受講してきた

前回までのあらすじ
うっかり人生相談に極振りしすぎて、スキル面やばくね?!3週目の後半入って、営業の神のおかげでやっと営業と提案ができるようになったけど……

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営業をなんとか30件終えた時点で、変わらずまだ5%くらいの受注率だったわたし。
とはいえ、あとはまた返事を待つしかないので、1日数件提案しながら、今度は「noteを見てもらうためのSNS活用について」相談するつもりでした、4週目。

やっぱり受注率がどう考えても低い

前回書いた通り、結局は10%になんとか乗るのですが、いかんせん低すぎる。
ただダラダラ提案してても、それは、自分で決めたノルマ達成してたとて、お金にはならないし、身にもつかない。

ぶっちゃけ時間のムダです。
ムダにしてました。本当に。反省。

わたしは調子に乗ったり、とにかく数撃ちゃ当たる!という感じで。
本質をおろそかにしていては、結局数を撃っても当たらず。

「noteの更新は止めない」という大前提で、いなフリ中は最終日まで、みっちり受注率アップに専念しよう。

ということになりました。

つかれた!!!

noteやSNSのことは、究極ひとりでも更新できるけど(もちろん相談したいけど)、提案文の添削は今しかしてもらえない!

後悔しても仕方ないので、残りの3日間(最終日はキャリアアップの発表などで終わるのでワークや講義がない)を有意義に使うしかない!

と思っていたのですが、
突然、疲労がきました

元々胃腸が弱かったり、あとは精神的にも、こんな色々考えたのが久しぶりだったせいか、ノックダウン。

3日間、あんまり自分が使い物になりませんでした。
もったいない。くやしい。

うごけなくなるとつらい

自分が心身ともに弱めなのを知っていたので、ムリしないように気をつけよう、とは思っていたのですが、一方でいまムリしないでいつするんだ?みたいな期間でもある。

どんなに気をつけていても、不慣れな環境と新しいことだらけで、最後の最後でギリギリ、耐えきれませんでした。

これから参加する人、土日も遊んだり、案件やったり、したほうがいいけど、何より休んでください。
あと早く寝てください。わたしはメンターのまっちゃにほぼ毎日「早く寝てね」って言われ続けてました。

かなり宵っ張りなのですが、いなフリ中は早寝、頑張ってたんですよ。
まあ、それでもあの有り様だったので、普段から健康に気を遣おうと思いました。

結局、いちばんしんどかった日は2時間くらい、多めに昼休憩してから作業にもどりました。

ワークタイムが終わったあとも、夕飯ギリギリまで寝たり。

そこから起き上がれたのは、ごはんのおかげでした。

同期とごはんで起き上がる。

いなフリ中は「いなフリ料理人」が晩ごはんを作ってくれます。
(受講生もお手伝いします)

今回の料理人は、はるちゃん。
受講生・メンター・スタッフの中で唯一の同い年でした。

お料理当番の時に色々話したり。
同学年同士、バレンタインのお菓子一緒につくったり。

色んな思い出ありますが。

はるちゃんのごはんがとにかく、超、美味しかった
だから、はるちゃんのごはんの匂いで、わたしは覚醒しました。

どんなに胃がやられていたとしても、(少なめに盛ったけど)食べました。

これがなかったら、最終日までに持ち直せなかったと思う。
食べ物の力は偉大。

あとは、同期がみんな「大丈夫?」とか声かけてくれるんです。

わたしの管理能力の低さが招いた結果なんだよな……

心配してくれるのが、ありがたいやら申し訳ないやらでちょっと泣きそうになりました。
同期の存在、ほんとうに沁みる。
おかげで、早く復活して、最終日に備えるぞ!と思い。

めちゃくちゃ早寝しました。3日間。

最終日、キャリアマップ発表!

最後の日は朝から12人、一気にキャリアマップの発表です。

最初(初日)は人見知りしまくっていたけれど、最終的には全員と結構かなり喋ったような。
横並びに座っている同期をみて、しみじみ。

わたしは最後から2番めの発表だったので、先にみんなのを聞いていました。

そしたら、みんなすごいことを考えていて、明確なビジョンがあって、力強くて。
ただフリーランスになるんじゃないし、ただ会社員になるんじゃない。

意味のあるはたらき方、生き方、考えてて。

数年後、絶対みんなとまた仕事したいなー!

わたし、きちんと同期たちと仕事ができる人で居続けないとなあ。

いなフリ後のモチベ保てるか、本当に心配だったんですけど、同期のキャリアマップ発表を聞いて、モチベーション上がってきた

わたし、32期だいすきなんですよね。

発表のあと、発表者に対して「一緒にやってみたいこと」「ぜひやってほしいこと」「やるべきこと」の3つを挙げて、スプレッドシートに記入します。

これ、書くのも楽しいし、書かれるのもめちゃくちゃ嬉しい。

自分では思いつかなかったアイデアや、ひとりでは出来ないであろうコラボ案が書いてあって。
もう1ヶ月一緒にいて、さらに詳しく掘り下げたいよ!
ってなるくらい。

結果、夜の修了パーティでわたし、みんなのことすきすぎて、2年ぶりに大号泣しちゃいました。

良かったことと反省点

修了して帰ってきて、いま、わたしは案件やりながら、就活中です。
当初の予定通り、しかし、当初とは違うかたちで「パラレルワーカー」目指して奮闘中。

いなフリを終えたいま、自分にとっての良かった点、反省点いろいろあったなと思います。
以下、まとめ。

・良かった点

・「会社員とフリーランスどっちが向いているんだろう」が解決した・
→結局どっちも向いていたから「自由に会社員やる!」っていういいとこ取りみたいな目標になった。
・「持っているスキルどれが一番得意なんだろう」も解決した。
→得意かどうかじゃなくて「どれを伸ばしたいか・やりたいか」だった。
・自分の限界を知れた。
・新しいスキル・知識が色々身についた。
・友人が増えて、人とのつながりが増えて、それが将来へのモチベーションにもつながった。

こういう書き方だと根性論とか精神論ぽいけど。
いなフリは目標をきちんと決めて、それに向かって何をするべきか明確にするサポートを全力でしてくれる場所だった。
(でも、その目標を達成するために行動するのは結局自分なので、そこは頑張らないといけないけどね。)

そういう意味で、たくさん活用しました。
充実してました。

・反省点

・体調管理が甘かった。
・(↑の結果として)スキル面でもっと聞けることがあったけど、時間が足らなかった。
・同期と話していることが多かったので、金谷にいる色んな人ともっと交流できればよかった。
・もっとワーク面でも早い段階から本気出せたんじゃないか?

まあ、1ヶ月かなり充実していたとはいえ、スキル面においては、もっともっと質問しまくっておけばよかったなあ。というのは拭いきれません。

長い目でみれば、人生相談に乗ってもらうのに重きを置いてなかったら、いまとこれからのモチベーションを保てていない気もするので、難しいところです。

あとほんと体調は、みなさん本当に気をつけてください。

統括のひとこと

32期のいなフリ統括を担当していたのは、まるものコミュニティマネージャー・ぴーちゃんです。

スーパーへの買い出しも車出してくれるし、体調崩したときはポカリ買ってきてくれたし、ふざけすぎても温かい目で見守ってくれた、めちゃ優しくて頼りになる統括です。

いなフリの半ばくらい、わたし(と同期のはなまさくん)は、家賃を払うためにATMまでぴーちゃんに車で送ってもらっていました。

車中で「どんな感じ?」って話になって「暗中模索って感じですね」みたいなこと返したんだけど。
その時ぴーちゃんは「模索できてるならいいじゃん」って。

人生迷ってたり、壁にぶち当たったり、お先は真っ暗。
でも、そんなときでも立ち止まらないで色々やってみている、それだけでめっちゃすごいじゃん!
って思えたんですよね。金言。

終わってみて改めて、いなフリというキャリアスクールは、人生に立ち止まらないためのツールとして、わたしには大いに機能していたと思います。

いなフリマジックはない

メンター陣でいちばんベテラン、聞けばなんでも相談乗ってくれた(本当にめちゃめちゃ相談した。ありがとう。)ナナシロさんが最後に言ってたのは「『いなフリマジック』はない」ということ。

1ヶ月本気でキャリアに向き合って、課題やって、営業かけて、その上遊んで、ってめちゃめちゃハード充実してる。

でもそれで燃え尽き症候群になって「いなフリロス」になったり、1ヶ月頑張ってきたことで「やっている風」の気持ちだけになってしまったり。

それでは駄目、って話です。

再三書いたけど、わたしはあくまでいなフリは「キャリアの形成や、スキルや知識の取得を支援してくれる便利ツール」だと思っている
受けただけ、持っているだけ、では意味がない、当然。

ナナシロさんは「むしろこれからだから、人生はじまるの」って言ってた。
まさにそう。

でも、わたしはいなフリマジック、あったと思う。

地に足がついた

最後の日報的エッセイでも書いたけれど、わたしはほんとうにふわふわと生きていた。

そこそこなんでもできて、そこそこ社会人もやって、ほどほどに趣味も楽しんで、気の許せる友人も何人かいて、まあ悪くはない。

でも「こんなことしたいな」「あんなことできたらいいのに」は、考えるだけ、そこで終わりだった。
いちばん、そこが、なんとなくにしちゃいけない。

そんな空想夢想の、のんびり雲の上で生きていたわたしが、地に足つけて、歩き出すための魔法はたしかに存在していました。

その魔法が解けないためにも、わたしは(体調に気をつけながら)限界までがんばる。
がんばりつづけるかぎりは、解けないと思っている。

これから参加する人へ

繰り返しになりますが、いなフリ・ワークキャリアは参加したらみるみるうちに仕事ができるようになる講座ではないです。

やりたいことを明確にして、それにむかってがんばるための支援を全力でしてくれる場所・時間です。

自分が結局がんばらな、あかんです。
(いなフリに限らずね)

でもがんばったら、楽しくて、充実して、きちんと人生を歩むための基盤ができる、強力な魔法です。

あと、同期やメンターがほんとうにだいすきになる。
し、大事にしたほうがいい。
目指す先も年齢もなにもかも、全然ちがうように見えても、キャリアを一生懸命考えに来た、そういう意味では、他では出会えない同志です。

ひとりで黙々と、で得られるものもあるかもしれないけど、せっかく人がたくさんいるので、交流して損はない。むしろ、得しかない。
それが仕事にもつながるかもしれないしね。

とにかく、1ヶ月悔いのないように過ごしてほしい、と思います。
後悔、ゼロにはならないけど、限りなくゼロにするためにも。

その、心づもりのためにこの5日間の記事が役に立ったらいいな。

さいごに

色々長々書いたけど、ほんとうに楽しかった!

コレに尽きるよ、やっぱり。

楽しかった!すごかった!やったー!って言いたすぎて、書きはじめたけど、結果としていなフリの宣伝みたいになったかな。笑

最初に書いたけど「みんな行ったほうがいいよ!」って感じではない。
でも、必要な人には、めちゃめちゃ便利でとても有益。

そして金谷はいいところ。
また、遊びに行きます。

とりあえず就活がんばります!
5日間、お付き合いいただきありがとうございました。

来週からは、また普通にエッセイとか書きますので、よろしくね。

志邑左記でした。
Salut.

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