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【いなフリレポ その2】会社クビになったので田舎でキャリアスクール受講してきた

前回のあらすじ
人見知りかつ意識が低めの志邑、自己紹介ですでに心が折れる。

(そんな前回はこちら

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初日で心がズタズタになり、歓迎パーティも行われましたが、寝れていないわたしは早々に限界。
1ヶ月住むこととなるシェアハウス(まるものすぐ裏)にそそくさと退散したような気がします。とにかく覚えてない。眠かったことしか。

迷子のニートちゃん

人見知りは2日目が勝負!と思っていたのですが、意外とすんなりで、初日は相当寝不足が極まっていたのだと思った次第でした。
そこから特に誰にも人見知りすることなく、1ヶ月過ごせました。
それだけ32期はフレンドリーな人が多く、金谷にいた人々も気さくだったのだと思います。ありがたい。

さて。
いなフリの最終日、キャリアマップというのを作って発表するんですね。
3年後とか1年後から逆算して、3ヶ月後、1ヶ月後の目標、やるべきこと(MUST TO DO)を考える。
それをスライドに書くんです。

この目標、前は事業計画という、もっと「月にいくら稼ぐ!」みたいのを主体にしていたらしいけど、最近のいなフリは、もっと将来のビジョンを明確にして仕事をするぞ!って方向にシフトしているらしい。
(というか、この32期がリニューアル?後、初らしい)
らしいばっかりですが、でも、そうらしい。

稼ぐ手段を知るんじゃなくて、生きる手段を見つけよう的な。

わたしは無職だったけど変わらず「パラレルワーカー」を目指していた。
1〜2ヶ月後ぐらいには、またWebディレクターとして就職して、副業でライターできればいいな〜。そんな感じ。

初日には、そのキャリアマップに原体験(Crystal)と、そこから導き出される自分の本質的にやりたいこと(Being)を書くっていうのがあって。

書き出してて、あれ?ってなる。
わたしがやりたいことってなんだ?できることってこれか?
キャリアについて、自分が適当だって気づく。
ある意味そこでやっと、ちゃんとこのいなフリに立ち向かわねば、という気持ちになってきた。

さらに迷子になるニート

同期もそうだけど、メンターも、それ以外の金谷にいる人たちも、本当に経歴から肩書からばらばらなので、とにかく人に相談した。

フリーランスとひと口に言っても、ライターだけじゃなくて、サイト制作とか、デザインとか……YouTuberとか動画編集者もそう。
料理人もいたし、もちろんパラレルワークしている人もいたし、多種多様にもほどがある。

そんな業種の百貨店状態、めったに無い。
だから、人の話を聞いた。自分のことを聞いてもらった。

Webディレクターもフリーでできるの?
いやでも、会社員はやりたいし……
ライティングって言っても、わたしが書きたいことってそれなのかな?
企業ブログみたいなの書いたことないし、かといってエッセイとかもそんな書いたことない!
わたしが書けるのって一次創作と企業のコンテンツライティングぐらい。極端。

結果わたしの1週目の午後は、とにかく相談に時間を費やした。
迷路をつくるところからはじめている感覚。
迷子ならばせめて、迷った先にゴールがある状態にしたかった。

でも聞いてみると、みんな、当たり前だけどちがうことを言ってくる。
会社員向いてると思うし、パラレルワーカー向いてると思うんだけどな、でもフリーランスも向いてるのかな……

わたしのやりたいこと、できることって、なんだ?!(2回目)

1週目は基礎講座

「午後は」人生相談していたけれど、午前はなにしてたかというと。

いなフリは午前中が講義で、午後17時までがワークタイムといって、課題をやったり、案件を取ったり、取れたら実務したり。
そこからは自由時間で、やっぱり課題をやったり、仕事したり。
あるいは遊んだり飲んだり。

そんなスケジュールになっております。

1週目は基礎講座がてんこ盛りです。
クラウドソーシングサービスの自己紹介の書き方、提案文の書き方、ライティングの基礎、WordPress講座に、動画編集ソフトの講座まで。

午後のワークタイムもそれに合わせて課題やる時間が多く取られます。
でも提案とかもこなさないと、今後仕事も取れないし。
初週はまだ生活にも不慣れで、やること、考えること、盛りだくさん。
そういう意味ではいちばんハードな週と言える。

わたしの人生相談タイムは、その課題やら提案やらはそっちのけで行っておりました。

元々器用貧乏タイプである自覚はあり、基礎講座の内容も、最初はへえ〜って思うけど、最終的に卒なく、平均点以上が叩き出せる(と思う)。
嫌味とかではなく、これも良し悪しで、器用貧乏のせいで「わたしの向かうべきキャリアってなに〜?!」ってなるわけです。
(ちなみに動画編集は全然できませんでした。)

つまり、スキルを身につけることより、わたしのいなフリは数ヶ月後、1年後の、未来の自分のことを考える時間として使うのが、自分には最適だと考えたわけです。

そして、色んな講座を受けてみて、色んな人と話して、1週間がかりでこれから挑む迷路を完成させました。

AI会でひとつ開けた道

いまだにAI会がなんの略かは思い出せません。
どういう行事かというのはこの時の更新で書いてます。

AI会、講座としては同期以外の、メンターとか金谷に滞在している有志が参加してくれて、相手になってくれたんですけど。

わたしの相手は大学生でした。
とはいえ30期のいなフリ生、先輩でもあるわけです。
自分もしっかりしなくては、と思いつつ、いなフリの先輩として、色々聞いてみたい、というのもあり、面白そうだな、わくわく。

その相方、かんてぃというのですが、歓迎パーティの印象から、陽気でパリピなイメージ。
自分とは程遠いわ〜、それゆえに気になるわ〜。

と、思って話してたんだけど、根本的な考え方のプロセスが似てて、発現方法が違うってだけだった。
AI会、いっぱいメモして、それを共有するけども、本当に丁寧に書いてくれて、見返すと自分のこと整理できて。
本当に改めて、ありがたいです。

かんてぃに言われたのは「まとめるのうまいね」ってことで。
わたしは、わたしの言葉に落とし込んで、あるいは、二者間の共通言語に落とし込んで、認識にずれがないか、確認しないと不安なだけだったんだけどね。

それを普段からよくやってて、人によっては「同じこと何回も言わないで!」って言われたりもして。
まとめて要約して、っていうと、なんか偉そうな感じもしてね。
そんなのは、被害妄想なんだけどさ。

要は、自分では長所と思ってなかったことなんだけど、必要な人には使うべきスキルなんだとそこで気付かされた。

お互い結構適当だけど、適当なりに考えている者同士、気が合って、本当に仲良くなれたな、とも思う。

AI会を経て、
自分をもうちょっと客観的に分解しないといけないな。
あまりにも自己中心的かつ、悲観的に自分を捉えているな。

そう思って、色んな人と相談をしまくることにするわけです。

土日も相談したり、ひとり考えたり。

そうしていよいよ見えた志邑のキャリアマップ!
は、また明日。

Salut!



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