ありがとうソングを集めて
4月から始めた「行いがわたしを導く時間」(以下、やくして”おこみち”)
毎回「ありがとうソング」を歌うことにしている。
コロナ禍の状況なので、今はじっくり聴くになっている・・・。
「ありがとうソング」というのは、おこみちのコンセプトに関係がある。
「おこみち」の裏テーマは、「1回だけでも報恩講」だ。
「報恩講」というのは、浄土真宗のお寺で最も大切に勤められた来た
『親鸞聖人のご命日の法要』。11月28日の当日前後あたりから全国の
真宗寺院で勤められる。「報恩」というのは、「おかげさま」
「ありがとう」の心の事。大変なご苦労によって仏教の教え、
真宗の教えを伝えてださった親鸞聖人の功徳に感謝する法要であると共に、
それまで寺院や家庭の中でも「南無阿弥陀仏」の心を伝え守ってきて
くださった方々への感謝も込めた法要であるといえる。
その報恩講の心をいろんな角度で捉えていこうというのが「おこみち」
ただ、各家族を超え、今や単身世帯の時代。これまでのような
人間関係とは全くちがってきている中、先人を偲びつつという感覚が
持たれにくくなっていのではないか?という疑問があった。
そこで、まず「感じる」ことから始めたらどうかと思ったのだ。
現代人は何かと説明を求めたがる。はっきりした答えがないと嫌う。
でも「感謝」や「おかげ様」の心というのは、そう簡潔に表現できるような
感情ではない。一方で、人はそれぞれの人生の中で、
聴いて来た「感じてきた」ありがとうソングは、あるのではないだろうか。
注目すべきは歌詞で、「感謝」や「おかげ様」の心を
歌詞から感じられるか?がポイントだ。これまで上がってきた中でグッド!
だったのは、
・「涙そうそう」夏川りみ
・「さよならの向う側」山口百恵
・「Birthday」さだまさし
・「道化師のソネット」さだまさし
・「たいせつなこと」小田和正
・「お世話になりました」井上順
などがある。
どうだろう、他にもっとあると思う。「感謝」「おかげ様」
ありがとうソング読んでいる方にもあるだろうか?
まず曲を探してみて、そして改めて歌詞を確認しながら聴く。
その時にどんな変化が身体に起こるだろう。
そこを捉えなおすところからおこみちでは始めたいと思う。
今後お寺の坊守【BM】を盛り上げるための資金にいたします。