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カルロフ邸殺人事件クイックドラフトに向けた環境の分析

こんにちは。「TWO-MIXの2人にはONE-MIXになってもらおうかなぁ~🤗」と申します。

今回も張り切っていきましょ~😉


分析の目的

「カルロフ邸殺人事件」のクイックドラフトにおけるピック方針を決めるために、現状のプレミアムドラフト環境の分析を行う。

使用するデータ

今回は2024/2/7~2024/2/14のデータを使用する。

・Format Color Ratings : 各アーキの使用数・勝率
・Card Ratings : カードごとの評価値
・Recent Trophy Decks : 7勝デッキの情報*
 
*17Landsでは直近データしか見られないので、独自に環境初期から収集したデータを使用する。


[調査1]デッキカラーごとの強さ

デッキカラーごとの勝率

表1.デッキカラーと勝率
(ゲーム数1万以上、平均勝率は17Landsユーザーのもの)
  • 白赤が突出して勝率が高い。(使用数トップ、勝率60%越え、7勝数トップは近年稀に見る好成績😲)

  • 白緑・白青・白黒など白関連の2色デッキは全て平均勝率を超えてきている。

  • 黒関連のデッキは弱めなのかゲーム数も少ない

  • 2色+タッチカラーのデッキがよくプレイされている。

  • 3色以上は無い。

  • 17Lands平均勝率はいつもとあまり変わらない水準。


7勝デッキの分布

図2.7勝デッキのデッキカラー(プラチナ帯以上、デッキ総数3,653)

白赤が多いということは分かるが、ベースとなる2色に加えて1色をタッチするデッキが多く、傾向が読み取りにくい。そこで、ベースとなっているカラーのみで分類を行うと下記のようになった。


図3.7勝デッキのデッキカラータッチ色含む
(プラチナ帯以上、デッキ総数3,653)
  • 白赤系が特に多い

  • おおよそ勝率と同じような順位になっている

  • 白系のデッキで半分くらいを占めている

  • 黒は厳しい


[調査2]上位デッキのザックリ特徴

白赤(WR)

  • 細かいクリーチャーを横ならべして積極的に攻撃を仕掛ける

  • 赤の優秀な除去「ショック」「通電」を活かして最後まで殴り切りたい

  • 複数体での攻撃やクリーチャーが出ることシナジーとして活かしたい

  • 中盤以降は手がかりトークンでリソースを回復したい

  • マナカーブ的には、優秀な2マナクリーチャーと4コストのアドをとるカードが多いという構成

アンコモン

しっっっかりとアドバンテージを獲得できる面々

コモン(クリーチャー)

コモン(非クリーチャー)

手札が減らないコンバットは強い😍


白緑(WG)

  • 2マナの優秀なアタッカー大量採用して積極的に攻撃を仕掛けつつ、4コスト以上の素のスタッツが高いクリーチャーも採用しているので、うまくトランプルを付与して殴り切りたい。

  • 白赤に比べてアンコモンの採用数が多め

  • アンコモンながら「スマーラの歩哨」の採用数が高め

  • 「神経質な庭師」で土地をそろえることができるので、他の色のレアをタッチしやすいのも特徴

アンコモン

コモン(クリーチャー)

白赤に比べて素のスタッツが高めのクリーチャーが多い

コモン(非クリーチャー)

白赤ほどコンバットは多くなく、素のパワーで殴り切りたい


白青(WU)

  • 探偵団デッキ

  • 7勝デッキにおいて「私立探偵」の平均採用枚数は驚異の0.84枚。このアーキタイプでは必須のカード。

  • 3マナのクリーチャーが多めで、2マナの動きは除去や打消しが選択肢にはいる。

レア・アンコモン

コモン(クリーチャー)

とにかく探偵を集めろ

コモン(非クリーチャー)


[調査3]色別の強さ(コモン/アンコモン)

強コモン/強アンコモンの色別分布

表2.平均勝率(55.6%)を超えるGIHWRを持つコモン/アンコモン
  • 優秀なカードの多い白と、それとペアを組む赤と緑という感じの構成になっている。

  • 一方で黒は全くだめ。話になってない。


強コモンベスト16

左上から右下へGIH WRが高い順
  • 白赤デッキ白緑デッキの構成カードが完全に上位を占めてしまっている

  • 調査や土地ドローで「手札アド」を取るカード(6枚)が最も多く、除去札(4枚)、クリーチャートークンを生成する「盤面アド」を取るカード(3枚)という構成になっている。手札を補充する必要があるということで、速度が中程度~やや速めという環境を反映していると思われる。


[調査4]色別の強さ(ボム)

GIH WR偏差値64以上かつALSA2以下(即ピック)のカードをボムレアと定義して一覧化した。(コモン・アンコモンも混ざる可能性があります。)

  • ボムの数は普通~やや多め程度

  • トップメタの白・赤・緑に関連するカードの枚数が多め

  • 白・赤・緑、たまに青というカードばかりの中で異彩を放っているのが、「蜘蛛網の頭、アイゾーニ」。やってることほぼロルスです😅
    ピックできたら、白緑で組んでこいつはタッチしていくのが良さそうか。

ちなロルス。出したら切れられた。


[調査5]デッキの再現性

クイックドラフトでは、AIがレアリティの高いカードを集中的にピックしてしまうため、なるべくレア依存しないアーキを選択したい。
そこで、アーキ別にレアカードへの依存度を確認したい。

7勝デッキに含まれる各レアリティの平均枚数
  • 青赤(UR)は勝率はそこそこあるが、アンコモンへの依存度がやや高めなので積極的に狙っていくのは避けた方がよい

  • また、黒絡みのデッキは強いマルチカラーのレアが大量にピックできた場合にとどめたい。


ピック方針

これまでの調査結果を踏まえて、ピック方針を下記とするのがよいと考える。

  • 「白>赤=緑>青>>黒」の優先度でピックする

  • 2コストの優秀なアタッカーを優先的にピックする

  • 主に2色でデッキを作成し、強力なレアがピックできたら白緑の場合はタッチを検討してよい

  • 環境速度がやや速め~中程度なので、リソース確保手段には気を配っておく

  • 横に並ぶデッキが多めなので確定除去の価値はやや低めに見る

  • 一方で、ボムレアも活躍できる環境であるため、攻撃に全振りして対処手段を0にしてしまわないこと


この記事にスキするとどうなるか・・・・分かるか?🧐

わたくしが喜ぶよ😊


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