無職になりました。なにがしたいかわかりません…

久しぶりに記事作成。
無職になり、なにがしたいのかわかりません

無職になると、急に人生の流れが止まったような感覚になることがあります。それまでの仕事や役割に縛られていた自分が、突然解放された自由の中で何をしていいのかわからなくなる――そんな状況に陥る人は少なくありません。私もそのひとりです。

ただ、この「何をしたいのかわからない」という状態は、実は自分にとって重要な問いを探すための絶好のチャンスかもしれません。無職になったからこそ、自分を縛るものがなくなり、これまで意識していなかった選択肢が目の前に広がっているのです。今回は水平思考の視点から、その状況をどう捉え、どんな可能性があるのかを考えてみたいと思います。


水平思考とは?

まず、水平思考とは何かを簡単に説明します。水平思考(Lateral Thinking)は、直線的な論理や従来の枠組みにとらわれず、発想を広げていく思考法です。何かを「どう解決するか」だけでなく、そもそも「問題とは何か」や「他の視点はないか」といった問いからアプローチすることが特徴です。

たとえば、「なぜ仕事をしなければならないのか?」という問いに対して、一般的には「生活のため」「社会的な役割を果たすため」といった答えが浮かぶかもしれません。しかし、水平思考では「仕事は必要か?」「生活のための他の方法はあるか?」など、根本的な視点から新しい発想を生み出します。


無職=自由への扉?

無職になることは、一見ネガティブに捉えられがちです。仕事を失うことで、収入の不安や社会的なプレッシャーが大きくなることは確かです。しかし、水平思考的に考えると、無職とは「今までにない自由」を手に入れたとも言えます。

今、私たちが直面しているのは、「何をすればいいのかがわからない」という問いです。この問いを水平思考で捉え直すと、「何をしてもいい」という選択肢が生まれます。仕事や役割に縛られない自分にとって、いま何が一番価値あることなのか? それを探る旅が始まったのです。


新しい視点を得るために

では、具体的に何をすればよいのでしょうか?水平思考を活用するためのいくつかのヒントを紹介します。

1. 自分の「当たり前」を疑う

「働くことは義務だ」「収入がないと不安だ」といった、自分が当たり前だと思っている考え方を一度脇に置いてみましょう。たとえば、「収入を得なくても豊かに暮らせる方法はあるか?」と考えてみるのも一つの手です。都会から田舎に移住することで、生活コストを大幅に削減し、自給自足に近い生活を始めた人たちもいます。

2. 興味のないことにも挑戦する

自分の興味や関心だけに囚われず、今まで避けてきたものにも目を向けてみることが大切です。たとえば、料理が苦手なら料理教室に通ってみる。音楽が得意でなくても楽器を始めてみる。新しい挑戦を通じて、自分の中に眠っていた意外な才能や情熱が芽生えることもあります。

3. 違う環境で考える

同じ場所、同じ習慣の中にいると、どうしても考えが固まってしまいます。旅行に出かけたり、普段と違うカフェで過ごしたりすることで、新しい視点を得られるかもしれません。


無職だからこその価値

無職という状態は、人生において「無」の時間ではなく、むしろ「新しい何かを始める前の時間」です。水平思考を活用することで、今までとは違った人生の価値観や、これから目指すべき方向性が見えてくるかもしれません。焦らず、自由な発想で自分自身の新たな一歩を探してみてください。

最後に、「何をしたいのかわからない」と感じることは、決して悪いことではありません。それは、無限の可能性が目の前に広がっているというサインです。水平思考を使って、あなた自身の新しい未来を見つけてみましょう。

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