見出し画像

譜読みが速い人。その理由を分析!

これはギタリストの話なのですが、

「どんなギタリストでも、聞き慣れない音楽ジャンルを急に演奏することはできない。”予測”できないからね。だから一流のプロは、多彩なジャンルをとにかく弾いて予習する!」というようなことを話していました。


そこで、僕なりにですが
初見から完成度の高い演奏をするピアノ奏者を分析してみました!


まず、初見から完成度の高い演奏ができる人は、
楽譜をキチンと見ていないと思います。(ご本人はキチンと見た気になっている)

では何故、キチンと見ていないのに弾けるのか?
それは今までに膨大な曲数を弾いてきたからだと思います。
言い換えれば、膨大な楽曲データを頭に詰め込んでいる!


例えば、語学で例えてみます。

「おはようございます」

この言葉は一瞬で読めます。
その理由は、言葉を「ひとかたまり」で見ているから。
(何万回も見てきている言葉のため、わざわざ一文字ずつ読まない。それなのに本人は一文字ずつ読んだ気になってしまう)


そして「おは(うよ)ございます)」や「おは〇〇ございます」と書かれていても、「おはようございます」と一瞬で読めてしまいます。(これも一文字ずつ読んでいないため)


しかし「すまいざごうとがりあ」という、1回も見たことがない言葉が出てきたら…。絶対に ”一文字ずつ” 読みますよね?


この語学のことを音楽に置き換えると、次のようになります。

「譜読みが速い人は、楽譜をキチンと見ていなくても
脳が ”勝手に”楽譜を予測する」

それぐらいに膨大な曲数を弾いてきた…ということでしょう。


㊟大譜表と鍵盤の位置関係を理解していなければ、
そもそも譜読みはできないです!


以上、僕の個人的な分析でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?