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社畜が骨折したら、引きこもりになった件。③

まずはお詫びから。
前回、日記らしくないかな・・・という思いこみで敬語をやめましたが、普段から話すことも書くことも慣れていない文体だったため、内容に集中するよりも、文体の添削に時間をかけてしまい、意味なく疲れてしまいました。
なので、一転二転する違和感より、noteを続けていく環境を優先させてください。そして、前回よりも距離感がある書き方になってしまいますが、お付き合いをお願いできればと幸いです。

前回のキーワード、エッセンシャルワーカー。
会社全体でみると年中無休ですが、従業員ひとりひとりには完全シフト制ですが、規定どおりのお休みはあります。ただ、不思議な文言がありまして・・・

年休を申請し、使用することは従業員の権利として認める。例外として、繁忙期や異常時に要員が不足した場合、会社はそれを希望した日から別日に移し替えることができる。(意訳なので正確には異なります。)

と、あります。
つまり、全員が全員、希望の日に有給をとれないということです。年末年始、12月28日~1月4日の私のシフトを例にすると、28、29、31、1、3、4、が出勤日でした。でも、文句はありません。31、1日は、諸事情で普段よりも仕事が楽なため自分から希望したぐらいです。それでも、社外の知人に話すと、確実に引かれます。

「社畜なの?」

う~ん・・・ 入社当時から今まで、ほぼ皆勤賞ペースで31、1日は出勤していても、私は「断じて違う!」と言い切りますが、世間一般ではどうなのでしょうか? ここでアウトだと、会社で日付を越えたと告げたら退場かもしれませんね。ですが、一度想像してみてください・・・・・・

大晦日の21時過ぎ、一人暮らしのあなたは、1日早いおせち料理を食べて、カウントダウンライブの視聴を心待ちにしていました。なのに、「・・・・・・?!」
突然の激痛がお腹を襲います。直後にグルグルと音が鳴り出して、慌ててトイレに駆け込みますが、痛みは酷くなるばかり。それどころか、暖房が効いている部屋なのに、寒気で歯がカチカチと耳障りな音をたてはじめる始末。

あなたたは、直感的に、寝れば治るレベルを超えたことに気づきました。
這い入るようにしてスマホから、119番を押しますが、繋がらない。いくら待っても繋がらないのです。
「なんで、どうして?!」
あなたは叫び出したくなる憤りを抑えながら、考えます。考えました。
そして、絶望しました。
最後の砦である119番、110番、すべてが休みであることに。

これは命のかかった極端な例ですが、他にも視聴ライブ直前にインターネット接続ができなくなるなどもありえますよね? 私は前述の言葉を借りれば”社畜”と言われても、さらりと受け流せます。むしろ、「不思議な職場の仲間にならない?」と誘えるぐらいです。ですが、他人から貶されると、仕事に対してマイナスのイメージを抱いてしまう方がいます。それは最初、小さなモヤモヤだったり、チクチクした痛みで済みますが、時間が経てばたつほど不安が不満となり、離職につながることを、私は何度も目撃してきました。

なので、日常が当たり前であるように頑張る人がいることを、賞賛はできないにしても、受け入れていただけませんか? 
ちょっとしたことで、人のやる気は左右されるものですよ。

なんとなく不思議企業にいるのだと理解していただいたところで、事故前日までいきたい、次回につづく。


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