保険屋のつぶやき41

少し前に、こんなご契約がありました。
40歳程の男性の方で
定期保険(解約返戻金なし)3,000万円
13年 保険料が月6,500円程
総支払保険料が100万円程です。

ご家庭は共働き世帯で
奥様から主人の死亡保障が無いので
少し付けておきたいとのご相談でした。

ご主人に万一の事があった場合の
ご遺族の生活保障という事です。
至極ふつうの目的なんですが、
13年というのは
下のお子さんが育ち上がるまで。
3,000万円は住宅ローンの団信が奥様なので
ご主人の場合にも返せるくらいの用意があった方が良いとの思いです。

契約するかしないかの判断が
“13年間、3,000万円の保障を確保するのに
100万円のコストがかかるというのはありかな。”とおっしゃいます。
“こんな風に考えないと分かりにくいの。”

まあ、どっかの会社の社長さんと
話しているかのような会話です。

生命保険はこんな考え方で検討するのが
いいのではないかと思います。

以前こんなコマーシャル見た事ないですか。
“1日僅か〇〇円の保険料。”
こんな表現はとんでもない。
電車の中の広告に日歩何銭とか書いた
消費者金融と同じ手口。
月保険料でも全体は見えないものです。

日額5,000円の入院保険が
100歳までかけると300万弱払うんですか。
と言われました。
コストとして考えるなら
こんな視点が必要です。

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