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普通を普通にして

普通っていうのは、普通に考えて、
「±0」
の事言いません?

それが、規制によって、例えば、、、
「-100から-50」
になってるだけのような規制改革を、
「大変な問題になる!!」
と言っているのはどうしても違和感が拭えないのです。




①2024年問題

たとえば運送・物流業界の場合

運送・物流業界の場合、ドライバーの上限は医師と同様に年間960時間に制限されます。一般の企業のように、36協定月100時間未満、2~6か月平均80時間以内とする特別条項の制限は適用されません。



②生活保護受給世帯捕捉率

現在日本では、収入・所得水準から判断すると生活保護の受給資格者は約1,000万人も存在する。
にもかかわらず、実際には約200万人しか給付を認められていない。


両方ともどう考えてもまともではない。
①に関しては、2024年問題という前に、
どう考えても2023年までの方が問題です。
しかも960時間ってそれでもかなり異常値・・・

②も、実際、残り800万人の人が全員受給して初めて、「普通」と言えるのではないでしょうか?それが「実態」なのだから。

私はこう思うのです。
「日本がどういう残酷な状態になったとしても、
本来±0の状態で考えるべきだ」と。
一度その状態がどういう状況なのか、経験するべきだ、とも思います。
だってそうでしょう?
「常時スーパーサイヤ人になっている状態が普通」
と言われても。。。


ベーシックインカム

生活保護受給資格者が全員受給したことを前提に置いて議論しないから、BI(ベーシックインカム)の議論が進まないのだと思います。
日本は世界の経済史上、どの国も経験したことがないような少子高齢化に先んじてなります。
そのモデルになるのです。
ましてやアメリカでは「老化が病気」だということで、
「老化を治療する」という風になってきています。
「不死」というのが割と科学技術の目標としてちゃんと仕上がっている、と松尾教授も言います。
だからこそ、
「ベーシックインカムで社会自体は回っているっていう状況」にならないといけない、とドワンゴ川上さんも言います。
サム・アルトマンさんも同様の事を言っているようです。


FIRE

昔からよく、
「一生困らないほどお金があったら働く?」
な~んていう話をよく友人や同僚としませんでしたか?
私は「FIRE」という言葉を知らなかった昔から、
「絶対働かない」
と答えていました。

でもね、BIが実験的導入されても、フリーライダー問題、つまり、働かない人が増大したというの事実は無いようです。
(期限が決められた実験は、BIの実験にはならないとは思いつつも、、、)
しかし、BIが導入されることによって、人にとっての仕事の意味や人生における仕事の位置づけは変化する。

そうなればみんな活き活きと生きられる世の中が出来るんじゃないかなぁ、と私は思うのです。

私の愛読書
波頭亮さん「AIとBIはいかに人間を変えるのか」


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