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バツイチ子持ちのサギ男のあいだに子どもができたG子の話。

25歳独身フリーランス G子ちゃんのハナシ

G子(LINE):「孤高の独身」さん、ちょっと電話できますか。

(あちゃー・・・・・・・・)

電話にて・・・

G子:あのう・・・実は、妊娠しておりまして。このあいだお会いしたときに孤高の独身さんから「妊婦の友達と同じお腹してる」って言われてから、やっぱ自分でも気になって。

孤高の独身:検査薬した?

G子:はい。陽性で、近くの病院行ったら、妊娠してるって。

孤高の独身:え、でも病院通ってるって言ってたよね?

G子:そうなんです。だから親と元々通ってる病院にも言いに行って。

孤高の独身:そしたら?

G子:お腹を見ても赤ちゃんの形が確認できなかったから、妊娠検査は僕の方ではしないと判断した、って言われました。

胸が張ってるとか、生理が来ないとか、食べ物の匂いが気になるとか症状全部伝えてたんですけど。

孤高の独身:誤診でしたじゃ済まないよね、それは。

G子:この日かもってときから計算するともう22週目だから中絶は無理って言われました。

孤高の独身:どうするの?

G子:相手は彼氏ではない人なんですけど、伝えたら「好きだよ」とは言ってくれてて。でも・・・

バツイチ子持ちって言われてたのに、実は「離婚調停中」で弁護士には認知は不利になるからしない方がいいって言われたって・・・

孤高の独身:まじか


駆け出しフリーランスのG子は予期せぬ妊娠によって突然母になることになった。というか既に母であった。そして相手は正式に離婚が成立していないうちから「バツイチ」と名乗り、9つも下の女の子にノーヘルでヤるような男。果たしてそんなヤツがG子+腹の子を一生面倒見る覚悟なんか決められるんだろうか。

産むしかない、という世界線

最低なサギ男を彼氏にしておかなかったのは正解かもしれないが、妊娠してしまったことは取り返しのつかないことで、もう中絶が許されないことが法律で定められている。

これから先は、自分で育てるのか、それとも里子に出すのか、そういう選択肢になってくるだろう。友人であるわたしは、不思議とああだ、こうだと言う気にまったくならなかった。ドラマについてなら、なんでも好き勝手言えるのに、いざ現実にそれが起きてくると何も言えず、見守るしかない。

その子が、その子の判断で自分で決めるべきこと。それに正解も不正解もない。そこに他者のどんな意見も入る余地がない。だって、自分には責任の負えることではないから。

結局不利なのはいつもこっち

ファンタスティック・フェミニズム・ベイベーになる気はないのだが、こういう話を聞くと、やっぱり女の子側にリスクしかないだろと思うので、これだけは言いたい。

・ノーヘルでやるならソイツの身辺を確認せよ
・ノーヘルでやるなら経済力のある男にせよ
・ノーヘルでやるなら妊娠するリスクを鑑みよ
・ノーヘルでやってから1か月以内に生理が来ないなら妊娠検査薬をせよ
・ノーヘルでやったら生理が来たとしても「ヤバい妊娠したかも・・・」って早めに伝えて向こうの出方を見よ

はい。ではまた次回のコラムで!




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