夢女子も息が詰まると恐ろしい話


最近、4年ほど所謂ガチ恋していた某スポーツ漫画のキャラクターである彼に対して一つの区切りができたような気がするので振り返ってみたいと思った。
またその後に起きた弊害についても書いておきたいと思った。
もしかすると不快になる表現が含まれる可能性があるためこの手の話題に敏感な人は自衛して欲しい。

コロナ禍で極度に活動の方向を変えてしまった以前好きだった演者のオタクを界隈ごと降りて全くの別界隈に飛び込んだ。
そして、新しい人(以下A)を追っていくならばこの作品を履修しておいた方がいいよという前界隈からの友人の勧めが某スポーツ漫画との出会いだった。
漫画をすぐ集めるのは困難だったため初めにアニメから見て彼を見つけた。今でもなぜ彼を好きになったのかは覚えていない。ほんとうになんで?と進めてくれた友人にも首を傾げられる始末となった私と彼の始まりは非常に不確かで曖昧なものだった。
きっかけは覚えていないけれど、こういうところだろうな~とは感じている。彼の好きなところであり魅力というかなんというか、リンクするものがあると思う。(詳しい話は恥ずかしいので割愛させていただく)
彼を好きになってからは一直線だったと思う。それ故に周りが見ていなかったことが多く幼稚な行動も増えて尽く当時の身内には嫌われていたし(被害妄想ではなく言質済)、今でも自分で痛いと思っているし反省している。
当時の夢ツイート、おそらく当時は日記のようなものとして呟いていたであろう文言は今は恐怖でしかない、と言うと語弊がある気もするが後に話す弊害の話と関わってくるのでいったん置いておいてほしい。
ツイートを見て、やっぱりすごい。私ってこんなに元気なんだ。人生楽しそうだな、否楽しかった。身内で毎日相手の話をして盛り上がっていたし身内の話を聞いて幸せな気持ちになっていた。あの頃はなにをするにも、生活の中心には彼がいて何かするたびに彼のことばかり考えて、自分の気持ちに当てはまるような歌詞のラブソングを何度も聞いたり、彼の好きな色の服を買ったりネイルをしたりと我ながらかわいいなと思う。好きな苗字で印鑑を作れるサービスがあるのだがそれで彼の苗字の印鑑を作ったしインスタでブライダルアカウントをフォローしてみたりしていた。それだけ本気で恋をしていたし、住む世界が違うとはわかっていながらも私と彼は結婚するのだと本気で思っていたのだ。

が、しかし先程も少し触れたが時がたてばたつほど当時の私の人間関係は壊滅的であった。自分で蒔いた種もあればどこかで独り歩きした無い事実が誤解を生み、特に会って仲良くしていた元身内(以下B)にまさかの、元から信用してなかったと思われていたことが発覚。その他私の自分勝手で悪ノリが過ぎた陰湿な行動を多数咎められ自分が悪いとわかっていながらも精神的にだいぶこたえてしまった。また一から始めようにも某スポーツ漫画界隈の中でどこまで自分の話が独り歩きしてしまっているのかが怖かったし、私と彼の話を考えるとどうしても元身内たちの存在が過ってしまい、挙句好きでいることはおろか思い出すだけで辛くなってしまった。
人生の半分以上を漫画やアニメ、その他オタク媒体に費やしてきたけどいっそこのまま全部やめてしまおうかとも考えたりもした。それでも紆余曲折あり逃げ込むようにして新規開拓してしまった全くの別ジャンルに今までとは違うハマり方をしてしまい、悪あがきなのかもわからないけど以前より推していたAの存在もありなんとか留まった。が、咎められた強い言葉がフラッシュバックしてうまく人と関われなくなってしまったし、これはむしろいい傾向なのかもしれないけど本音をうまく隠すようになった。
そんな日々を2年ほど過ごして、またまた紆余曲折あり結果として当時の身内と再縁した。(彼女もその後Bに会話や取引などで不当な対応を受けたらしくBやその周りと離縁しているとのこと)改めて諸々の謝罪と、元々Bが間にいたことにより有耶無耶になっていた事実を初めて知って驚愕した後、謎の結託が生まれ今は当時以上に仲良くさせてもらっている。
彼女は今も某スポーツ漫画に登場する人が好きで再縁した時ももちろんその話をした。懐かしい気持ちになり楽しかった。けれど諸行無常ですね、人の心はそのままではいられなくて私と彼であることには変わりないのに、今の私と若干のずれが生じていることに気づき始めてしまった。
完全自己投影な故にこんなことになるとは…と頭を悩ませたが一度自分と彼について向き合ってみるいい機会だと捉えて今の私と彼について真剣に考えてみた。
だけどどう考えても今の私と彼がうまくいく気がしない!どうして?あんなに好きだったのに。学生時代は甘酸っぱい恋愛をすることが約束されているので何の問題もないのだがそのあとだ。卒業して、今の私と同い年の彼はおそらくかなり遠いところにいてどうしようもないのだ。遠のいてしまった彼が私を好きだと言ってくれる確証が見つからない。
さすがにこれは、潮時だなと思ってしまった。

本題の弊害についてやっと話せる~ 思ったより前置きが長くなってしまった。
潮時だと気づいて数か月たった今、平たく言うと彼が怖い。

今まで私が見える彼がすべてだと思い込んできた。原作から二次創作まで、別物だと思っていながらも彼は自分が思う彼であると思っている。元々彼に対していちキャラクター以上の好きの共有を一切してこなかったせいもあり私が好きでない彼、逆も然りでここにいる彼は彼であって彼ではないと思い込んでしまっている。それでも彼は違う世界に住む人間だ。当たり前に新規絵は出るしいろんな人の手によって彼の存在は作り出される。極端な言い方だけど、私のなかでは彼が死んだように思っている。色々な媒体で彼の姿を見かけるたびに死別した彼氏の夢を見ているような感覚になる。
楽しかったことも嫌だったことも忘れられない。できることならまだ好きでいたかったなどと都合のいいことすら思ってしまう。もういないのになぁ。
離れない感情もいないはずの彼もそう思ってる自分の異常さに恐怖している。
いつかちゃんと割り切れる日がくることを願って、少しでも解決策に近づくことができたらいいなと思い文字起こししてみたけど、客観的に見てこの人ちょっとアレだな~汗となっている。気持ち悪いよね。

もしなにかあればご意見をお聞かせください。
一応大真面目なのでSNSでの拡散はお控えください。
読んでくれてありがとうございました。

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