革命基金(BT運用)についての注意喚起

みなさんこんにちは。
私が革命基金の出金を終えて5ヶ月が経過しました。今、当初危惧していたことが起こり始めており、これから参加を検討している方は是非ともこの記事をもとに改めて考えてください。
大いに憤りを感じていることがあり、前回記事に続いて主観的な文章となります。

★事象が解決された場合には当記事は編集・削除する予定です。

2020年8月 口座残高の全てが突然消失する事象が複数のユーザーから報告されています

スクリーンショット 2020-08-20 21.06.16

このツイートにある通り、元本102万円+革命基金で増えていた資金全てがマイナス残高として記帳され、口座残高は文字通りゼロとなったとの報告です。
このほかにも同時期に数名、同じ事象が発生しているとのツイートが散見されました。

詳しくはぴよちゃんさんのツイートをご覧ください。

非公式discord内での議論

2020年5月から、有志によるdiscordコミュニティが立ち上がっていました。あくまで非公式の扱いですが、公式からも当コミュニティへの誘導がなされており、運用者も登場することもあって一定の盛り上がりを見せていたようです。

この中で、今回の残高消失問題についての議論も行われていましたが、問題提起したユーザーはことごとくBANされ、プロジェクトの課題に対する建設的なコメントは発言したユーザーもろとも排除される空気が蔓延しており、PJの本質を理解していないユーザーを集客・囲い込むための場と化しているのが現状です。
詳細をこちらに転記することは割愛しますが、discordのリンクは公開されていますので、気になる方は以下から参加・閲覧されることをお勧めいたします。

https://discord.gg/mhEcafa

私が考える革命基金の問題点

この記事の本題です。いくつかの要素に分けて記載します。

1. 勧誘者と運営者の関係についてのダブルスタンダード

スギ氏は、あれだけ大々的に勧誘しておきながら、BT運用にて発生した不具合に関しては感知しないと言うダブルスタンダードのスタンスをとります。勧誘には熱心で口座開設から入金までについてはvirtueforexに代わって手取り足取りサポートしてくれるのですが、出金トラブルや不具合に関する問い合わせについては誹謗中傷扱いとして即ブロックをかけてきます。
広告塔・アフィリエイターの立場として役割を分けるのは結構ですが、自分の部下が運用を行なっているなどの発言が真実であれば問題でしょう。

画像2

上記の理由から私はスギ氏を全く信用するに値しないと判断しております。

2. 運用委託会社AZULITE社との契約内容が不明

BT運用を開始するにあたり、最初にVirtueforexへ「同意書」を提出するための「委任状」というものの提出を要求されます。この「同意書」が個人とAZULITE社との契約の内容に関わるものと推察されますが、内容について確認することができずに契約を進められます。私も大変うかつだったのはこの点で、あれよあれよと話が進み気がついたら運用が始まっている(資金はロックされる)状態になります。

その同意書に縛られる形で、出金トラブルや残高の消失が起きた際には、個人⇄AZULITE社との契約に基づきvirtueforexは介入しないというスタンスを取ることを許してしまいます。

果たしてAZULITE社とどう言う内容で同意しているのでしょうか。ご存知の方がいれば私のtwitterまでご連絡いただければ幸いです。記事を訂正させていただきます。

この絡みで、AZULITEのトレード方針や運用手数料はもちろん、法人の実態についても追えない状態になっています。

3. 投資した資金のリスク特性が酷い

勧誘側が投資リスクを全く謳わないことは、国内の金商法に則ればアウトです。金融商品では無いという説明をするにしても、証券会社を通じた案件であることから無理があります。
そんなことはここで議論しても仕方がないので、
革命基金のリスクについて改めて4つに分類して説明します。

【リスク1】価格変動リスク
投資をする際にはつきものです。トレードなのでポジションに応じた増減はある程度許容する必要があるでしょう。その大小はある程度開示してもらいたいところですが、必ず儲かると言うような謳い文句での勧誘が許されるのかは議論の余地がありそうです。

【リスク2】出金トラブルリスク
こちらについては前々回の記事をご覧いただければと思いますが、現在も継続して発生しているようです。契約や立場の違いを盾にとり、ひたすらの時間稼ぎの末、最終的には拒否される場合があります。
投資する側にとって出金リスクは死活問題です。

【リスク3】資金持ち逃げリスク
あってはならないことですがPAMM方式の場合、起き得ると考えます。システム上ありえないという方がいますが、運用委託会社が証券会社と結託すればいかようにもすることができるでしょう。virtueforexが信用に足りる証券会社かどうか今一度調べてみる価値はあると思います。
そういう状態に資金を晒していると思った方が無難です。
主催者を信用できないとなれば尚更です。

【リスク4】PAMM方式による強制ロスカットリスク
今回残高が消失した事象の説明としてこれが用いられています。
BT運用の運用スキームはPAMM方式(投資家が運用者にお金を預けて運用者が運用する方式。運用者が何をトレードしているのかは投資家側は見えない)となっています。
詳しい解説記事は外部の記事となりますがこちら

PAMM方式で運用されているということは全ての投資家と運用者のマスター口座は紐づいており、基本的には連動する形をとります。
このPAMMの運用において、残高により注文が通る口座と通らない口座が発生することがあり、良くないポジションの注文が通り、結果的にそのポジションを抱えていた人だけがロスカット(残高が全て消失すること)になることがありえるというのです。

discord上であった言葉を借りれば、100台に1台爆発する車を運転させられている状態といえましょう。
あってはならないことであり、たとえ発生した場合には何らかの説明があってしかるべきです。
現在被害者(事象が発生した方々)は方々に運営や証券会社に問い合わせをしているものの、のらりくらりとかわされて解決に至っていないというのが現状です。

以上の4つが代表されるリスクかと思いますが、当然ながら勧誘段階でのこれらの説明は皆無となります。
かろうじて【リスク1】価格変動リスクについては口座の開設時にあるくらいでしょうか。まぁ考えればわかります。過度に利益ばかりを謳う勧誘方法はどうかと思いますが。
【リスク2】出金トラブルリスク、【リスク3】資金持ち逃げリスクも自分で考えればまぁ想像はできます。
問題は【リスク4】PAMM方式による強制ロスカットリスクです。このリスクを知った上で資金を投じている方がどれだけいるでしょうか?PAMMと言う言葉を知って資金を投じている方もほぼ居ないのではないかと思いますが、そんな中でPAMM口座のこういうリスクについて考えが及ぶ方がどれだけいるでしょうか。

運営側の言い分としての余地を与えてしまうこのリスクが今回の事件の肝であり、個人側が最も恐るべきリスクだと思っております。

4.運営側にアンチ認定されないことが合理的な行動に

3で述べたトラブルが発生した場合に個人側ができることは、AZULITEを動かすしかありません。ですが窓口となるBT運用LINEは動きが鈍く、AZULITEに直接連絡しても無視かたらいまわしにあうことになります。最初の出金申請から出金に至るまで異常に時間がかかることは私が経験した通りです。

また、出金申請を行ない手続きを進めている最中に残高消失のトラブルに遭遇し残高が消失したという方もいらっしゃいます。それなりの金額の出金申請だったため、狙い撃ちされたと言われても仕方がないでしょう。

こういったことから、twitterやdiscord上で革命基金の出金やトラブルに関する発言を行うこと自体がリスクとなっています。事実として、先に述べた通りdiscord上で問題提議をしたユーザーが問答無用でBANされる事態も発生しています。

文字通り資金を人質に取られている状況であり、意に沿わずとも運営側に追随する行動を取らざるを得なくなります。

こんな状態が健全と言えるでしょうか。

結論:出金するまでが投資。リスクをよく考えて

前回と同じ結論になりますが、結局はこれに尽きます。

参画した当初の自分をつくづく殴りたいと思います。出金できたのは結果論にすぎず、ここまで思慮のない行動をとってしまったと。

ただ、その頃には情報が少なかった点はあったのかなと自分に言い訳しつつも、これから参加を検討される方はこの記事や被害に遭われている方々のツイートを読んでいただき、給付金をこんなところで使う前に今一度よく考えていただきたいです。

いま参加されている方は入金してしまったものは仕方がないので、滞りなく出金ができることを心から望みます。


信じるものは救われる。
どうぞ信じて救われてください。
ですが、信じた方が泣きを見ている現実も直視してください。

自衛するためには客観的に情報を整理・現状を理解し、かしこくなるしかないことは自戒の念を込めて肝に命じておくべきと思います。

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