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2023年2月の記事一覧
まみむめも俳句: モアイ像みたいな木一本、焼野
まんさくや弛まぬ尼の掃き掃除まんさくやたゆまぬあまのはきそうじ【季語:まんさく(植物/初春)】
ミモザ咲く小箱に古き第二ボタンみもざさくこばこにふるきだいにぼたん【季語:ミモザ(植物/初春)】
無垢を増す祖母よ私を忘れ、春むくをますそぼよわたしをわすれはる【季語:春(時候/三春)】
※「、」ってどのように使うのでしょう😅
今回はなんとなく入れたくなったので入れてみました
※「無垢を増す」と
はひふへほ俳句: 灰皿に亡夫の匂ひ春遅し
灰皿に亡夫の匂ひ春遅しはいざらにぼうふのにおいはるおそし【季語:春遅し(時候/三春)】
ひこばえや瓦礫を取り除く重機ひこばえやがれきをとりのぞくじゅうき【季語:ひこばえ(植物/仲春)】
蕗の薹朝刊配る女学生ふきのとうちょうかんくばるじょがくせい【季語:ふきのとう(植物/初春)】
兵の死す故郷欠けた朧月へいのしすふるさとかけたおぼろづき【季語:朧月(天文/三春)】
ほろほろといふこゑ早春の水
なにぬねの俳句: 永き日の病室母のナポリタン
久しぶりの登園です☺️
宜しくお願いしますΣ੧(❛□❛✿)
永き日の病室母のナポリタンながきひのびょうしつははのナポリタン【季語:永き日(三春/時候)】
肉球の跡さへ消すか別れ雪にくきゅうのあとさえけすかわかれゆき【季語:別れ雪(仲春/天文)】
濡れ髪を梳かす句仏忌明日出家ぬれがみをとかすくぶつきあすしゅっけ【季語:句仏忌(初春/行事)】
年輪の太きうねりや杣の春ねんりんのふとうねりやそま