重り

ドロドロとした
重くぬめりつくような
そんな何かが
頭の中に
心の中に
深く入ってくる
ぬぐいたくても
拭えなくて
剥がしたくても
剥がせない
そんな今に嘆いてる
そんな苦し紛れな1日に
ぬめりつくような感覚に
酔いしれてる僕もいる
突き抜けた空に
眩しい光
輝く芝生
そんな中で
1人だけ沈んでくものが
ここにいる
心地よさとは裏腹に
重くのしかかるなにか
去ってくださいと願いながら
どこまでもいてくれと求めてる
気づけば泥沼の中
気づけば光の中
光のような泥沼
泥沼のような光
表裏一体なのは
僕の気持ち