普通じゃない

いつからだろう
外で普通に働けなくなったのは
いつからだろう
現実と向き合うことができなくなったのは
いつからだろう
他の人と同じことができなくなったのは
同じ歳のやつは
毎日ちゃんと働いている
同じ歳のやつは
みんな楽しく過ごしている
俺は一皮むけられない
苦しく嘆く
そんな日々が続いてる
この苦しさは
何かをやって打ち消そう
そんなことをしても
きっとまた同じことになる
何度も繰り返してきた道
なんとなくわかり始める
今回こそは
何度言ったか
胃のあたりが締め付けられる

きっと僕は普通じゃない
でもきっとみんなも普通じゃない
苦しいけど隠してる
辛い時も耐え忍んでる
なんでそれで生きられるんだよ
全て現実が吹き飛べばいいのに

いつからだろう
妥協に手を伸ばし始めたのは
いつからだろう
無意識に逃げる選択を始めたのは
いつからだろう
自信を持てなくなったのは
野球部主将
友達たくさん
恵まれた学生生活
素晴らしい人との出会い
楽しいことしてきたのに
そんなことが嘘のように
浜辺の城みたいに崩れていく
あっけなく崩れてく
楽しく思えてたことも
そんな素晴らしい過去さえも
今は重荷になっていく
なんであんなふうに生きれたの
なんでこんなふうに生きてるの
気づけば僕はわからなくなってた

きっと僕は弱虫だ
でもきっとみんなも弱虫だ
そんな一面を持っている
でもちゃんと押さえられている
僕の弱虫は暴れまわってる
あー、どうにかならんかな