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「公共」公開授業

公開授業、今年は「公共」

4日金曜に学校のSSH授業研究会の中で、2時限目に4年次(高校1年生相当)の「公共」の授業を担当させていただいた。STEAM授業の一つとしての公開授業。授業は担当したものの、その後開かれた研究協議会の時間は、別の授業担当と重なったために参加できず……外の先生方からの意見をお聴きすることや意見交換できなかったことは非常に残念なことと感じている。

「経済思想と経済政策」

 今回のテーマは、「経済思想と経済政策」として、まず、教科書に掲載されている4名の経済思想を担当を決めた。短い時間でできるだけ深く調べ理解し、それを共有できるようして、参加者全員が知識・理解を拡げられるように…という意識をもって、ジグソー法と演劇的手法を組み合わせた方法を用いた。さらに、「自由主義」的な考え、「反自由主義」的な考えから討論して、さらにアウフヘーベン的な「政策」を考えることを目指した。

一つの授業の計画と一連の流れ

 授業開始当初から、もともと作っていた「計画表」とは異なり、ジグソーグループ(各4名)から始めることとした。もともと4人グループ慣れているので、そこから開始としたのである。進行の詳細は省略するが…
 個人作業
 ⇒エクスパートグループにおける知識の共有
 ⇒ジグソーグループによる知識理解の共有
 ⇒エクスパートグループによる知識理解の確認
 ⇒「専門家」による討論
という流れで実施した。
 そして、その後の「個」に戻すところは、「課題」として行ってもらうこととした。

最後にヤマを準備しておく

 ここでは、授業時間内最後の「討論」がたいへん盛り上がる。それを盛り上げるためには、つまり、そこで時間を楽しく過ごすためにはどのようにすればいいのか、そこは生徒が理解している。そのために、特に、その直前の「知識理解の確認」については、熱のこもった議論や教え合いが観られる。また真の「専門家」(代表)決定には、真剣な話し合いがあった。
 この最後のヤマがあるからこそ、生徒は、この授業を進めながら、ヤマへ向けて、どんどん熱を帯び、学びが深まっていくとみられる。
 実際、生徒からもらった感想をみても、「経済の思想について、全然興味がなかったけど(中略)意外と面白いなと思えた」などと記されている。

個に戻す(課題)

 グループで、クラス全体で、内容や考えを共有した後、個人個人で思考する時間が必要である。できることであれば、この個人でじっくりと考え直す時間も授業内に入れ込みたいところであるが、この授業に与えられた時間はそこまでないので「課題」として出すこととした。次回以降の授業で生かせればいい。
 課題とはいっても、生徒の学ぶ気持ちを削ぎたくないので、強制するつもりはない。

授業見学のときのお願い

 途中だけちょこっと観て「ああ、こんな感じね」「こんなふうにやればいいんだ」のような中途半端な持ち帰りはやめて欲しい。STEAM型授業は、板書で説明を進めていくような変化のない形とは大きく異なる。変化に富み、生徒の積極的な動きが求められる。ぼくの授業は、一時間の中に複数の方法を取り入れ、さまざまな思考を求める形となっている。
 初めから終わりまで、特に終了時は、必ず全体を観て欲しい。特に、評価するのであれば、全体をご覧いただき、活動それぞれのつながりやそれぞれの時間の動きの役割をご理解いただいたうえで、必ず最後まで観てからということでなければ、正しくはできないはずである。一部分だけ取って決めつけるのはやめて欲しい。先生という方の中には、ある一部分だけをみて、生徒に対しても他のことに対してもわかったつもりになって「決めつける」輩がいるが、それは非常に迷惑である。絶対にやめて欲しい。これは、ぼくに対してだけではなく、どこにおいても誰に対してもであるはずだ。
 ぼく自身、上記のような「決めつける」ことがないように、今までもそうしてきたように、細心の注意を払いながら、教育活動に励んでいきたいと思っている。

おまけ

 観に来てくださった先生方、ありがとうございました。ぼくの授業をご覧になりたい方は、ご連絡ください。この10月からは中学生の社会科が主な担当となっています。







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