【死語現禁】172.下女

（日：げじょ）ここでは、炊事や雑事に召し使われる女性。はしため。女中。下婢（かひ）。 （広辞苑第七版）

＜用法＞
チヨは学校を途中で辞めさせられ、親戚の商家の住み込みの下女になることになった。

＜解説・思い出＞
人権や労働法律などの考え方が無い時代の言葉です。
古い言葉のようで、随分以前から戦後ぐらいまでは使われていました。

「下」という漢字がついているということは、「上」がいるということなので、身分差を前提にした言葉に思えます。

身分の上下を含んだ侮蔑的な雰囲気の言葉なので、昔のことを描いたり学術報告したりする時以外は使われることはない言葉だと思います。

死語ランク：☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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