【死語現禁】271.銀幕

（日：ぎんまく）映画幕。スクリーン。転じて、映画または映画界。（広辞苑第七版）

＜用法＞
次郎の祖父は「銀幕のスター」と呼ばれた俳優だった。

＜解説・思い出＞
映画が娯楽の中心だった頃を語る時などに見聞する言葉です。
映画のスクリーンが銀色だったのではないかと思います。

現在のスクリーンは銀色ではないので、もう現実と離れた言葉と言っていいと思います。
映画も娯楽の中心ではなくなり、この言葉も使われなくなりつつあります。

映画の後、娯楽の中心はテレビに映りました。
「テレビスター」という言葉も生まれましたが、テレビも娯楽の中心からずれ始めていますので、「テレビスター」も使われなくなって行くのかもしれません。

今の若者に「銀幕」と言うと
「煙幕の仲間ですか？」
などと煙と勘違いされそうです。

死語ランク：☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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