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【死語現禁】244.社用族

(日:社用+族)(斜陽族と語呂を合わせて作られた言葉)社用にことよせて、社費で遊興などする連中。(広辞苑第七版)

<用法>
峰子のスナックはオフィス街のそばにあるので、社用族で賑わっていた。

<解説・思い出>
バブル時代まではよく見聞した言葉でした。

交際費が豊富に使われていた時代に、接待や打ち上げなどで会社のお金で飲み歩く人たちが沢山いたのです。そういった人をあてにして営業していたお店も沢山ありました。

若い頃僕も会社のお金でお酒を飲んだことが何度もありました。

景気が悪くなり、接待や打ち上げが少なくなって行きました。また公務員を接待するのも世間のヒンシュクを買うようになりました。

さらに、勤務時間外に会社のお金でお酒を飲むという行動自体も、職員達から支持されなくなって行きました。

今でも会社のお金でお酒を飲むことが好きな人はいると思いますが、「族」と呼ばれるほどの数はいないのかもしれません。

僕も、接待や打ち上げに行くよりは、自分のお金で自分の好きなことをした方が良いと考えるようになりました。

実態が減る一方なので、この言葉も使われる機会が減っています。

死語ランク:☆
☆・・・多くの人が知っていて、言った人に「懐かしい」と言うレベル。

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