見出し画像

【死語現禁】270.ジャノメ傘

(日:蛇の目傘)中心部を周辺とを黒・紺・赤色などに塗り、中を白くして、蛇の目の形を表した傘。黒蛇の目・渋蛇の目・奴(やっこ)蛇の目などがある。元禄時代(1688~1704)から使用。蛇の目。(広辞苑第七版)

<用法>
通学のために家を出ようとする民代に、雨が降りそうだからと母親はジャノメを持たせた。

<解説・思い出>
僕の幼い頃、傘の事をジャノメと呼んでいた人がいたような記憶があり、取り上げました。

上記の広辞苑の解説では、文字通り蛇の目紋様の傘のことを指す言葉のようですが、僕のイメージは傘全般も指していたように思います。

今でも蛇の目傘は存在しますが、普通の人が日常で使うものではありません。

そのため、この言葉も滅多に見聞きしなくなっています。
「蛇の目」というのもイメージしにくいので、復活は難しいかもしれません。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

#死語
#死語現禁
#ジャノメ傘
#僕の殿堂
https://bokunoden.com/
Twitter(
https://twitter.com/bokunodendou