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【死語現禁】205.逐電

(日:ちくでん)ここでは、ゆくえをくらまして逃げること。逃亡。出奔。失踪。(広辞苑第七版)

<用法>
嘉助の父親は若い頃博打にはまり、巨額の借金を残したまま逐電してしまったのだった。

<解説・思い出>
昭和時代までの文章に使われていた記憶があります。主に文章で使われ、口にすることは少なかった気がします。

広辞苑では『平家物語』などが例示されていますので、大変古い言葉のようです。

現在では「出奔」や「失踪」でほぼ事が足りるので、こだわった文章以外では見ることは少なくなっています。

「蓄電」とも混同しやすいので、使いにくいのかもしれません。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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