マガジンのカバー画像

死語現禁

304
消えて行く言葉達の供養塔です。
運営しているクリエイター

2022年7月の記事一覧

【死語現禁】176.あばた

(日:痘痕)(梵語arbudaの転)痘瘡(とうそう)が治った後、皮膚に残るあと。また、それに似…

北楠清名
2年前
86

【死語現禁】175.キューポラ

(英:cupola)溶銑炉(ようせんろ)。キュポラ。(広辞苑第七版)→溶銑炉とは、鋳鉄を溶融す…

北楠清名
2年前
67

【死語現禁】174.丁稚

(日:でっち)ここでは、(デシ(弟子)の転。一説に、双六の重一(でっち)からともいう)職…

北楠清名
2年前
66

【死語現禁】173.下男

(日:げなん)ここでは、下働きの男。しもべ。下僕。⇔下女。(広辞苑第七版)<用法> 吉郎…

北楠清名
2年前
30

【死語現禁】172.下女

(日:げじょ)ここでは、炊事や雑事に召し使われる女性。はしため。女中。下婢(かひ)。 (…

北楠清名
2年前
22

【死語現禁】171.よばい

(日:夜這い) ここでは、(「夜這」と当てる)夜、恋人のもとへ忍んで行くこと。女性の寝所…

北楠清名
2年前
89

【死語現禁】170.三助

(日:さんすけ) 下男の通名。後には、銭湯で風呂を焚いたり浴客の体を洗ったりする男。(広辞苑第七版)<用法> 隣町の銭湯の歳を取った三助は腕が良いと評判で、わざわざ遠くから入浴に訪れる客もいるほどだった。<解説・思い出> 江戸時代頃から存在していた、銭湯で働く男性のことです。女湯にも入って女性の体を洗ったりしたようです。 現在では、女風呂に男性が入るという行為自体が無くなっていますので、言葉本来の意味での「三助」という職業はもう成立しないと思われます。 インターネットで検

【死語現禁】169.女衒

(日:ぜげん)(「衒 」は売る意。ジョケンとも)江戸時代に、女を遊女に売ることを業とした…

北楠清名
2年前
43

【死語現禁】102.韋駄天

(日:いだてん)ここでは、 足の速い人。(広辞苑第七版)<用法> 当時のK君は学年でも別格…

北楠清名
2年前
53