見出し画像

排泄介助で大事なポイント(1)

雪は災害、この2日間で5回車で埋まった谷村かいごです。モウユキキライ。

排泄介助とは、
排泄が自立して行えない方へ行う
日常生活支援における一つの介助

て、それっぽく定義を並べました。

この排泄介助については
事業体に関わらず概ね行われる

例えば、訪問介護であろうと、
通所介護、有料老人ホームなど。

排泄介助にはポイントが3つあると思う

1つ プライバシー保護
2つ 肌トラブル回避
3つ 尊厳の保持

それぞれ深堀りしまーす。

排泄介助1つ目のポイント
プライバシー保護について、

ずばりデリケートゾーンを隠せ!
ということですが、誤解が1つ。、

視覚的な意味だけではなく、
嗅覚、聴覚も同様に他人から悟られるな

ということです。

つまり、プライバシー保護は、
排泄介助の様子を他人から見られないよう

「パーテーションをする」
「トイレの扉を閉める」を行う

ただ、これだけではなく
嗅覚的なプライバシー保護としては

排尿、排便の匂いを
他人に臭われないようにする

「消臭を行う」「換気を行う」

男も女も、おならをすると恥ずかしいですよね?
それと、他人の定義には、家族も含みます。

厳格なお父さんをしていたご利用者さまに
娘から臭いと思わせてはいけない。

ここでプライバシーの定義を振り返ります

プライバシーとは、
他人に知られたくないこと、
干渉されてくないことを指します。

このことから、前述の視覚的、
嗅覚的ももちろんですが、聴覚的配慮も必要

「〇〇さん、よく大便でましたよー」とか、
トイレの前で「〇〇さーん...」と呼ぶことも、、、

これらは、そのご利用者さんが、
排泄を行なっていることを周囲に知らせる行為

できれば、基本は自分がトイレで排便していることは、他人に知られたくない。知ってもらう必要ない。

小学生のころ、排便が恥ずかしい、という感覚を持っていた方もいらっしゃると思います。

「自分だったらそんなの、別に気にしないけど」
じゃないんです。そういうことじゃない。

プライバシーとは、つまり何が恥ずかしいことなのかは、介助者が決めていいものではない。

人によって、それらは十人十色。

あ、気づけば1つ目で沢山書いてしまいました、
2つ目、3つ目はまた後日書きます。

まだまだ道半ば
谷村かいごでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?