そういう人か

映画「ジョーカー」の続編のニュースをみた。
ああ、私がこの前ジョーカーを見たのは「見るべくして見た」わけだな、と
合点がいきました✨

ところで、数年前に知り合った人とちょっとしたきっかけで
距離が近づいたことがありました。ただ、それはその方にお悩みがあったためそれを聞いて欲しかっただけなのかもしれませんが
もともと私はその方を嫌いじゃなかったし、むしろ似たものを感じる！と思っていたので、しばし楽しい時間を過ごしました。
私は世話焼きタイプでもないし、人にあまり興味もないし、あまり人と深くお付き合いもしたくないのだけれど、一旦距離が近づいた人とは
とても良く自分の話もするし相手の話も聞くし、困っていたら何かできることはないかな、と思うし、美味しいものを食べたらその人にも分けてあげたいと思ったり面白い本や映画や良い音楽を聞いたらその人に教えてあげたいと思ってしまう、ちょっと「恋」に似た感情を抱いてしまいます。男女問わずです。

　その方ともそんな感じで、ほぼその方のお悩み相談みたいなものを受けていたのですが、内容が「私にできることがなにもない」ものだったのですからたまたま地元の友人がその内容の専門家みたいな人だったので、その人を紹介しました。
地元の友人も仕事の管轄の関係であまり思い切ったことはできないのだけれど、と言いながらも同僚の方を伴い土日に２時間かけて、私の知人宅に出向いてくれて相談にのってくれたりしていた、という話を聞きました。
結局、どのようにお悩みが解決されたのか、果たしてされなかったのかはわからないけれど、知人は一時みたいに「悩みに悩んだ」状態からは浮上してお悩みの原因だったこともある方向におさまったと聞きました。

相談にのってくれた私の友人には「あとからお礼言っておくわ」と言っていて、その時に「休みを返上してどうにかしてあげようとしていた友人に対してあまり感謝の気持ちが感じられない・・・」と感じてしまいました。
が、まあこちらで勝手にやったことだし恩着せがましいことを言ったり思ったりするのもな（すでに恩着せがましいけれど）、と思い
私は私で友人にお礼をして終わりました。

その後、知人からパタっと連絡がなくなり、どうしてるかなと思ったら
私と知人をつなぐ場を去ったと周りから聞きました。
あら、いなくなっちゃったのかと思いLINEしてみたら「そうなの。黙っていなくなってごめんね。あの時お世話になったスギさんの友人のAさん（友人の名前はBさん）にもメールしておいたから。私はアメリカナイズされているので〇〇！（〇〇には英文）」という返信がきました。
アメリカで生活していた、あるいは留学していた人でした。
妙な謙遜がない人で私はそこがとても付き合いやすかったのですが
その英文は「私は挨拶しなくても気にしないからあなたも気にしないでね」という内容でした。

そもそもアメリカ人って「挨拶しなくて平気」なの？
アメリカ人って、たっくさんいるから平気な人もいるだろうし
そうじゃない人もいるだろうし、むしろとってもフレンドリーなイメージなんだけどなあ・・・と思いつつ
まあ、その人が個人的に「挨拶しないことが平気」な人なんだろうなと思って、その人との関係は終わりました。
特に悪い印象もなく「まあ、そういう人だったんだな」程度。ただ、私の友人の名前を間違って覚えていて、たぶん間違ったままメールしたんだろうなと思うとそこだけ「・・・・」という感じでしたが。

で、ちょっと前に、あるイベントのお誘いをLINEで送ったのですが返信なし。まあその時もそういう人かと思って終了。
そして先日。その人がある場所に現れたのだけれど、昔の知り合いと目も合わせずその人がお世話になった（だろうと思われる）人にも挨拶もせずに去って行ったという話を聞きました。

改めてその人のLINEをみてみたら私の送ったLINEが既読にもなっていない
＝ブロックされていただろうことが判明しました。

いい加減ここらへんで「なにそれ」となりました。
一時、仲良かった人と疎遠になることもあるし、私が相手を不愉快にすることももちろんある、むしろ多いかもしれない。
けれどその人との関係においては、不愉快にさせたかなあ？？？という
はてな、しか残らなかったのです。
「アメリカナイズ」されてるから挨拶しなくて気にしないのは
あんただけであって、こっちは「日本ナイズ」ばっかりなんだから
日本に住んでる限りは挨拶しろや！
百歩譲って私はブロックしても挨拶しなくてもいいけど、お世話になった人にぐらい会釈ぐらいしろ！！！！！と
いきなり怒り全開に。
そうなると昔のことも思い出して「あんたねえ。世話になったんだろ。
お世話になりましたぐらい言えないのかい。お世話になった人の名前間違えてるんじゃないよ」とリンさん（千と千尋より）並みに一喝したいところでした。

なんだかなあ。
もっときれいな去り際あったんじゃない？と思う人でした。