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うたうピアノと調律師さんとラルゴ

本日ピアノの調律をしていただきました。
調律師さんは家で夜中にチェロとか弾いていそうな雰囲気の
とっても素敵な方です。
チェロを弾いているかどうかは不明ですが、皮の小物を作ることが趣味だそうで、仕事が終わった夜に作ったという皮の鉛筆キャップを頂いたことがあります。
その趣味がとーーーってもお似合いの方です♪

調律が終わったあとにピアノがどういう状態だったかを細かに教えて
くださるのですが、今日は私の手が空かず座ってお話をする時間がありませんでした。
それでも「どうでしたか?」と聞くと
「最近娘さんはよく音を聞いて演奏をされていませんか?
音が鳴ったあとに空間で音の余韻があるような、そんな
ピアノになっていました。ピアノは打楽器ですから、本来
音が鳴り終わるとそのまま音は消えてしまうのですが、もちろんそういうピアノもあるのですが、このピアノは随分歌うように
なったなあという印象でした。」

じーーーん・・・としました。

この調律師さんはお仕事が終わると
ピアノの音を確かめるために「雨だれ」や「悲愴の二楽章」を
少し奏でてくれて、それがほんっとにステキで
毎回感動するのですが、今日隣の部屋で仕事をしながら
聞いているとそれは(たぶん)ショパンのラルゴだったと思います。

曲のチョイス!!

今日もありがとうございました。

https://youtu.be/cUYhuowL3c4?si=CKL9irufwoGVtOJd

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