見出し画像

連弾

私、ピアノの連弾あまり好きじゃないんです。なんか、弾いてる二人だけの世界に入っちゃって悦に入ってるというか・・・・どうにも「自分たちの世界」に入りこんでいる人を見ることが苦手。どこか冷静でいてほしいというか、内に秘めたエネルギーはあって欲しいのですが、それを全面的にだされるのが・・・。

まあ、私が好きかどうかは関係なく、娘が同じ教室の子たちと連弾をする機会がありました。「機会がありました」というレベルではなくて、異様に連弾やってます。3人による6手連弾だったり、4人二台ピアノの8手だったり、普通に一台のピアノの4手連弾だったり。
去年も今年も、娘と花子ちゃん、娘とさっちゃん、というように二組で組んで違うコンクールに出たりしました。

その中の、花子ちゃんは娘より二つ下の女の子で、そのお母さんと気が合い親の私たちも連弾して遊んだりコンサートを聞きにいったりするお友達なのですが、子供らもなんだか同じにおいがする二人なのです。
外で遊ぶことが大好き。うちの娘は中学生になって大分外に脱走しなくなりましたが、それでも気づけばスケートボードやキックボードで「眠いから目を覚ますため~」と言って走りまわる。花子ちゃんのお母さんはいつも「また脱走された・・・近所の公園に探しに行ってくる」と言っています。そんな、夏は真っ黒になって遊ぶ二人が組んだ連弾。

ある時、近くのイオンにピアノがあり、コンクール本番前にそこで練習して行こうと弾いていたら。
一人のおじいさんが近くに寄ってきて子供らの演奏に合わせてリズムをとっています。そして私たちのそばに来てくれて言いました。
「僕ねえ音楽を聴くことが好きで、よく札幌のコンサートホールまで行ってコンサートを聞くんだよ。この子たちとってもいいね。すごく活発なお子さんたちなんじゃない?それが演奏に表れてていいね!」と褒めてくださったのです。
演奏を聞いて「活発な子供たち」ということがわかるって!すごいなあと思いました。
そのおじいさんと連絡先を交換しあってもっと音楽のお話をしたかったぐらい!でも急に「連絡先教えてください」と言われたら引くよな・・と思ってやめました。
またお会いできることを楽しみにしています。

https://youtube.com/shorts/BTeYgzVj3ZY?feature=share

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?