大学は一般的には4年で卒業するところですが、5年、6年とだらだらとすごしていました。同級生に同じような留年仲間が二人いました。今でも年に1,2回飲みに行くお友達です。一人は楽器ができて音楽活動していたり、もう一人は芸能活動をしていたりと才能や目標があり、自分とは違い留年する真っ当な理由がありました。僕は勉強するわけでもなく、就職する気も全くなく、特別な才能や資格があるわけでもなく、本当にどうしようもない感じでした。親にはすごく心配をかけたと思います。そんな時、以前大学2年生の
現在日本のどこかで小さな古道具屋さんを営んでいますKと申します。古物商の免許を取って20年ほど経ちます。いま40代後半で就職したことは一度もありません。運よく結婚もできて、子供もいます。 大学入学を機に実家を出てアパートに一人住まいして、大学時代に古道具屋でアルバイトをしたり、フリマで古着や雑貨を売ったり買ったり、ブックオフなどで本のせどりしてヤフオクで売ったりしていて、自然な流れで今いる古物の業界に入った気がします。当時から昔の漫画、古いもの、珍しいものが好きでした。つづ