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ベイリーズを入れた焼きメレンゲでイートンメス風パフェ【レシピ】

暑い日のランチは麺類が多くなりますよね?
簡単なのは、素麺や冷麦だよなぁ、と思うのですが、ただ茹でて薬味とおつゆだけでは何か物足りず、、、
かと言って、お昼から天ぷら添えたり、あれやのれやも大変。ああでも、もう少し彩りが欲しい。
そんな時に活躍するのって「卵の黄身のっけ」
単純に月見でもいいし、山芋をすっておいて月見とろろにすれば豪華バージョンにもなる。
まん丸でつやつやの黄身、ありがとう!

ってなるけど、白身が余る。

まあまあ強引な流れで「白身」の話です。
実際は、その日の夜のお味噌汁に入れちゃおうっとか、翌朝のスープに溶いちゃおうってことが多いんだけど(一番手間かからないものね)、今回は『白身が余ったらメレンゲ焼こう』と言いたいんです。

白身って、急がなくても冷凍保存も出来るんだし、別に余ってもいいけどね。
卵焼きをする時に余分な白身1個分とか2個分とか足して、やや色白なものが出来上がったっておうちごはんならそれでいいんだけれども、たまには?せっかくだから?メレンゲも焼いてみてください。

〈材料〉
卵白 2個分(50〜60gくらい)
砂糖 卵白重量の2倍(100〜120g)

〈作り方〉
1. 清潔なボウルに冷やした卵白を入れて泡立てる
2. 細かな泡が立ってきたら、砂糖を3回に分けて加えながらよく混ぜる
3. しっかりとツノが立つまで混ぜたら、絞り出し袋に入れる
4. オーブンシートをひいた天板の上に好きな大きさに絞る
5. 100度に予熱したオーブンで約1時間焼き、焼き上がったら一度オーブンを開け蒸気を逃し、すぐに閉じて30分〜1時間放置
6. 様子を見て、しっかりと乾いていれば完成

絞り出した大きさによって、焼き時間(乾燥時間)が変わるので調整してくださいね。
絞り袋を使わずにスプーンで掬って直接天板に落としてもOK!ラフな仕上がりの焼きメレンゲになります。
砂糖の量を減らし過ぎると、サクッとしたメレンゲになりにくいので、あまり躊躇せずお砂糖入れてくださいね。

今回はスプーンで掬って落とすバージョンで焼いています。

茶色のラインは煮詰めたベイリーズ!

小鍋にベイリーズを100ccほど入れて、スプーンでかき混ぜながらとろりとするまで煮詰めていきます。柔らか過ぎず、硬過ぎず、、、あまりここも几帳面になりすぎなくて大丈夫かな?
このソースを冷ましたものを最後にメレンゲにざっくりと混ぜてから焼きました。

いい具合にマーブル模様にするのって、なかなか難しかったのですが、その濃淡を楽しもうということで、オッケーです。

まあまあ大きめのメレンゲ。
直径4センチくらいあるので、90分以上焼きました。軽くてサクッとしたメレンゲを頬張るとベイリーズのいい香りです。

このベイリーズが香る焼きメレンゲを砕いて、イギリスのお菓子『イートンメス』を楽しんじゃいます。

『イートンメス Eton mess』は、焼きメレンゲといちごと生クリームをザクザクと混ぜて食べるデザート。
メレンゲのデザートというと『パブロバ』も有名ですが、メレンゲをそのままの形で使うパプロバに対して、イートンメスは砕いて使うのでよりカジュアル。そして、大きくて形のいいメレンゲを焼くのは技も時間も必要なので、やはりイートンメスの方がお手軽ですね♪

もういちごの季節ではないので、、、
いちごの代わりに「ストロベリーアイスクリーム」をまずはグラスに入れて、「いちごと生クリーム」の部分のつもりに。
その上に砕いたベイリーズの焼きメレンゲをのせて、アメリカンチェリーとラズベリーを飾りました。

スプーンでガシガシと全体を混ぜて、突いて、馴染ませながら、最後の仕上げに「ベイリーズ」を少し垂らしていただきます。

ザクザクザクザクに冷んやり。
そしてほんのりとリキュールの味わい&香り。
なんちゃってイートンメス、ちっちゃなおうちパフェです。
アルコールがほんの少し入るだけで、少量サイズでも満足度が高くなるのもいいですねぇ。

焼きメレンゲ、ハンドミキサーをお持ちでしたら、きっと「あれ?こんな簡単に出来ちゃうの?」というくらい簡単なおやつです。
なんと言っても、材料が「卵白とお砂糖」だけですしね。

抹茶やココア、インスタントコーヒーなどを加えて色付き、風味ありにしても楽しいんです。
アイスクリームとの相性もバッチリなので、イートンメス風も是非、お試しください♪

2度目の「ステイホーム」の夏ですもんね。
おうちでゆっくりお菓子を焼くのもきっといいものです^ ^

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