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ブラムリーアップルで手びねりパイを焼きました

焼きました!
ブラムリーアップル、使ってみましたよー♪

先日購入した、イギリス生まれの調理用リンゴ
『ブラムリーアップル』🍏
数日寝かせてしまいましたが、今朝『手びねりパイ』のフィリングにしてまずは1個を消費しました。

本当は、まず最初にはジャムというか、ピュレを作ってみよう、煮てみよう、と思っていたのですが、もたもたしている間に日にちが経ってしまったこともあり、思い描いていたアレやってコレやってという計画とは違う流れになっちゃったんですよね。。。

手びねりパイは、いつものようにパイ生地を前夜のうちから仕込んでおいて、朝起きたらフルーツをカットして並べて、包んだら、焼くだけー、という方法。

だったのですが、なんと言っても「初めての食材」そして、さらに言うなれば、日頃「リンゴは断然、生食派!」なもので、、、
どうも作業がサクサク進まない。
考えてみたら、手びねりパイにリンゴを入れるのも初めてだったんです。

前夜の段階でリンゴをカットしてお砂糖を振っておいたものを準備完了させておく、ということも考えたのですが、色が悪くなるかな?と思い、直前にカットすることに。
でも実際、そうやってみると、あれ?これ思ったりよも水分出てこない。今は出てくるまで待てないからなぁ、、、ってことは水分足りないのか?なんてことが不安になってくるんです。
しかし、悩んでいる時間もない。
なんてったって、今朝の「朝ごはんの一品」なんだもの。サッサと焼きに入らないと間に合わないのです。

ブラムリーをカットしたら、冷蔵庫から取り出したパイ生地にアーモンドプードルをまぶして、その上に並べます。
真ん中が空いちゃうから、緑色のぶどうも追加です。

なんとも爽やかな色合い!
フルーツのパイ「あるある」ですが、焼き前の方が心ときめくビジュアルをしている、というね。

リンゴの色の邪魔をしたくなかったので、使ったお砂糖も白いものにしました。
ブラムリーはピュレやジャムにするときも、通常より多めのお砂糖を入れた方が、酸味とのバランスが良くなるとのことだったので、自分基準ですが、多めにお砂糖をふっています。

さて、この状態で170度のオーブンに入れて、40分焼きました。
完成がこんな感じです。

実はもっと水分がリンゴから出てくるんだと思っていました。
ブラムリーは、火にかけるとすぐに煮崩れてくると聞いていたので、40分も焼いたらぐずぐずしちゃうのかな?と思ったほど。
全然ちがった。ある意味、びっくり。というか、あれ?失敗した?と思ったほど。

でも、とにかくいい香りがするんです。
全粒粉の入ったパイ生地の香ばしさと、リンゴとぶどうの焼けた香り。
朝からキッチンには美味しそうな匂いが充満です♪(エアコン、ガンガンかけないと暑かったけど)

少し水分を足す意味も込めて、ココナッツフラワーシロップを回しかけ、ナイフでカットしました。

おお、なんだろコレ。
サックリとした感じ。
アップルパイやアップサイドダウンの「煮リンゴ」食感とは全然違うものが出来ています。
歯応えが残っている!
そして、酸っぱい甘い!!
甘みの中に酸味を感じるんじゃなくて、まずは酸味。そしてその後に香りと甘みという感じがします。しかも、軽い!

不思議ー、私、これだったら、調理したリンゴ、好きかもしれません。

濃厚、重めに煮てあるリンゴ。
シナモンの香りも纏っていて…という、冬の定番のアップルパイ。なんならバニラアイスも添えであるヤツよりも、軽やかなこの酸味との甘みのバランスは、すごく「青春の味」がイメージされるものでした。
青いって、いいなぁ♪

手探りで慌てて仕上げたブラムリーの手びねりパイでしたが、結果としては大満足です。
夫も気に入ってくれたので、大成功。
むっくり横長の青リンゴ。美味しいな。

残りは3個。

今回はこのさっぱりとした感じを楽しみましたが、次はやはり「煮て」みよう。
そうすると、重さが出ちゃうのかな?
色味もぐーーんと濃くなっちゃったりするのかな?とりあえず、楽しみです。

煮たものか、お砂糖まぶして水分出したものでも、手びねりパイをもう一回試してみれたらいいなぁ、そうしたら、もうちょっとちゃんとしたレポートになりそう。

上手に使えて、美味しく食べられたら、もしかしたら、来年は「お取り寄せ」をしちゃっているかもしれませんよね。
残り3個に未来がかかってる🍏!

※手びねりパイのレシピはこちらでどうぞ!
手びねりパイの生地などのレシピ

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