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夏に合う?軽めのバゲットフレンチトースト【シンプルレシピ】

ついこの前に『バゲットはメインの料理の添えものではなくて、それ単体でもとっても美味しい』ということを書いたのですが、今回のフレンチトーストは、いやいや、そうでもないですね、、、というバゲットを使います。

なんだか、やたらと失礼なことを言って気もしますが、そうじゃない。違う。

材料にも製法にもこだわり抜いて、作り手の技術の塊のようなバゲットもあれば、世の中にはバゲットの形をしたバゲットっぽいパンというものもあるのです。
どれがそれだ、とボーダーを決めるのは自分。

訳わかんないこと書いてますが、とりあえず、気負わない手頃な感じのバゲットを用意すればいい。そして、それを3センチ厚くらいにカットして4切れ、確保してください。

そのバゲットで、フレンチトーストを作りましょう♪というお誘いです。

これまでにnoteにも書いたりしてきた「我が家のフレンチトースト」は、ほぼいつも『ホテルオークラのレシピ』というもので作ってきています。
ネット上に公開されているレシピなので、誰でもすぐにホテルのものを再現出来る!というものなのですが、ざっくり書くと、
「全卵6個に、牛乳370cc」という、とにかく卵が多い配分。
リッチ!焼き上がりは綺麗な黄色。ただし、焦げなければ、という条件付き。

すごく美味しいのですが、これを食パンで作ると「たまご食べてる感」がとても強い。
しっかり丸一日たまご液に浸しているから、しっみしみのやっわやわです。濃厚。

それがとてもいい時もあれば、今の時期のように毎日暑くって、朝からむわむわした湿度の高い時などは、もうちょっと軽めでもいいんじゃない?と思うときも。
そんな時には、食パンじゃなくてバゲットで作ると、それだけで軽さが出るんだけれど、今回は思い切ってら配合を変えちゃいました。

【簡単レシピ】
卵1個、牛乳1カップ、砂糖大さじ1
バニラエッセンス少々

以上です。

オークラの卵液に比べると、シャバシャバで白い。これでいいのかな?と思えちゃうくらいのサラサラ感です。
つい牛乳の半量を生クリームにしちゃおうかな?なんて気持ちもわいてくるのですが、大丈夫。しなくて良し。牛乳だけで行きましょう。

上記の配分で、3センチ厚ほどのバゲット4切れを仕込めます。
卵液に無駄が出ないように、バゲットがぴったり収まるサイズのタッパーなどを用意して、そこにひたひたに卵液を入れます。
一晩くらいは浸けておきたいけれど、実はサラサラな液体なお陰で、そんなに時間をかけなくても結構染み込みます。

あとは、バターを入れたフライパンで、じっくりと弱火で焼くだけ。

美味しそうなたまご色に、ほんのりと焼き色も付いて、いい感じです。
そして、ふんわりとしつつ、どっしりではなくて軽めの食感!
気泡の入ったバゲットの内層とよく合う印象。

ちなみに、バゲットのクラスト部分。外側というか皮の部分は、個人的にはパリッと仕上げたいので、菜箸で支えながら、フライパンの上でぐるりと1周させ、しっかりと焼き付けています。

お皿に盛ったら、マスカルポーネチーズに、ぶどうといちじくをトッピング。
シロップはココナッツフラワーシロップを使いましたが、お好みでメープルシロップでも、はちみつでも♪
今回はフルーツにシロップ、と甘い系でまとめましたが、ベーコンやハムなどを合わせて甘じょっぱい系にしても良さそうな仕上がりでした。

耳を落とした食パンで作る、じゅわじゅわしみしみのフレンチトーストも美味しいけれど、ざっくりとした軽めのバゲットフレンチトーストは、夏の朝に合うようです^ ^

焼きたてにアイスクリームもいいな!
焼いたものを冷やしておいてもいいのかも!?

卵1個というところも、作りやすい気がしますが、いかが?
バゲットが余ったからフレンチトーストに…というときに、わざわざ卵を買い足さなくちゃなんてことは、主婦目線ではちょっと面倒だもんねー。

今度のお休みに「アイスのせ」やってみよう♪

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