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花粉症とスイカ

2年前の2月。下記の症状が表出した。

  • 目の刺激感(涙目、かすみ目)

  • 鼻水

  • 咽頭痛

  • 頻発するくしゃみ

周囲から聞いている季節性アレルギー性鼻炎(俗に言う「花粉症」)の諸症状と似ていると感じたため、耳鼻咽喉科を受診し、アレルギー検査を受けた。受診時には主治医も「これはほぼ花粉症で間違いなさそうですね」と笑い、事前にススメられていたクスリを処方してもらい、結果を待った。

しかし、結果は予想に反した。私がアレルギー反応を示している対象は「カビ」だった。

幸い、初診で希望した処方薬はカビアレルギーにも有効だった。追加処方を受け、その時期を乗り切ると同時に、徹底的なカビ対策を行い、その後は好調そのものだ。いっさい症状が出ぬまま、令和6年(2024年)を迎えた。

デビューかもしれない

半月ほど前、再び異変を感じた。はじめは喉だ。
嚥下えんげの際、強い違和感があり、腫れているようだと悟った。極端に冷えたもの、熱いものを避け、なるべく乾燥を避けて過ごしたが、1週間が過ぎても全く改善が見られない。それどころか、鼻水が出ないのに鼻声になっていった。

周囲の話によれば、花粉症は突然訪れるという。
2年前に受けた血液検査の結果を振り返る。数値で見る限り、私はいずれの花粉にもほぼ反応がなかったはずだ。

自分でもわかっている。こうした症状の原因を探るのに、自己診断は危うい。大人しく専門医を受診し、適切な検査・治療を受けるべきだが、いかんせん面倒である。

そこで、消炎鎮痛剤を除いて初めて市販薬にトライすることにした。
「アレグラFX」だ。

アレグラFX

副作用に「眠気」とあるクスリは、なるべく飲みたくないが「眠くなりにくい」とあったことが決め手だ。

購入日から毎朝夕に服用し、今日で3日が経過したのだが、咽頭痛が治まりくしゃみは出なくなった。ほんのりと鼻声は残っている気がするも、鼻をかまなくていいレベルまで鼻水は止まった。
対症療法に有効な点はありがたい一方で、これまでの症状は何らかのアレルギー反応であるとの証明とも言える。端的に言って、辛い。何のアレルギーなんだよ、これ。

何となくすっきりしないものの、アレグラFXはセルフメディケーション税制の対象薬。今年は医療費控除を受ける予定はなく(まだ始まって2か月だが)、家計を逼迫ひっぱくするほど負担が大きいものではないことから、受診はいいかと思っている。私の目的は、不快な症状の緩和による仕事の効率化に過ぎないからだ。

でも、皆はきちんと受診するんですよ。

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