初めて株を買ってから

2019年12月中旬から下旬にかけて、初めて選んだ銘柄の株を500株平均単価1,000円くらいで買いました。NISAを使ったので、2019年残りの限度額で投資信託を買いました。

転職先の会社は前回お話しした会社の会計ソフトがリリースした2000年頃に使い始めたので、両社はかなり良い関係を築いているようです。

そして、その会社の株を買ってから、私にいつくかの変化をもたらしました。

1. その会社のメールマガジンをちゃんと読むようになりました。

今まで無視していた会社のメールマガジンをちゃんと読むようになり、新しい機能のものにも注目するようになりました。製品紹介のオンライセミナーも2回くらい参加しましたが、私一個人でこれがいいねと言って会社が買ってくれるものでもないですけど。

2. 営業回りに来られた担当者の背中をみて、「頑張って」と応援したくなりました。

その会社が会計ソフトを販売しているだけではなく、どうも会計のコンサル事業を始めたようです。それについてもよく納得できます。そもそも会計ソフトの会社で、会計士など会計のプロがいっぱいいらっしゃって、しかも会計ソフトを使う会社の担当者にとって、彼らは普通の会計事務所のプロよりもっと身近な存在とも言えます。なぜなら、新しい会計基準を適用する際に、システム面からの支援に強いからです。残念ながら、コンサル料金も、たとえシステムの支援を受ける場合も、その料金が安くないので、会社は基本的に慎重な態度をとっていると思います。

また、年末挨拶に来られた営業の方に対して、ソフト利用の意見を聞かれた時は、今後はこうしてああして欲しいといろいろ注文しましたが、打ち合わせ終了後、彼らの背中をみて、思わず「頑張ってください!」と言いたくなりました。

3. 高いものを売られても、文句言えなくなりました。

会社が10年前から使っているソフトの追加機能のツールが、子会社にも使わせるようになりましたが、そのライセンス1本の料金は10年前と比べて5倍くらい高くなりました。10年前から使い続けるお得意さんに対してなんの割引きもないことにみんな憤慨していますが、私は勤めている会社が高く?製品を買わせたことにちょっと悲しいけど、ソフト会社の一株主(笑)として、ちゃんと利益を出してくれることを褒めてやる気持ちもあったような矛盾な立場にいます。

身近な株を買ったら、このようなことにもなるなとみんなに知っていただけたらと思います。

次回は、私が不幸のどん底(まだ底じゃないかも)になった理由について語ります。みなさんが絶対に私のようにならないと思いますが、もし私の経験から少しでもご参考になれれば嬉しく思いますので、引き続きよろしくお願いします。