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お題『コレハマ』ベロ・シモンズ編

岩手県盛岡市で活動している劇団。ボーイズドレッシングのこのコラム。
『宣伝だけじゃない定期的な発信もしたいよね』との事ではじめて見ました。劇団員が一個のお題を元に毎週交代で投稿します。第3回目は劇団主宰の私がお送りします。

さて、ひとまず自己紹介

【名前】ベロ・シモンズ 
27歳の時に深夜のファミレスで友人たちと決めました。
小説家の石田衣良がある番組で『ペンネームは読者との信頼関係である』と言ってました。果たしてこの名前は信頼関係を観客から得ているのでしょうか?高校演劇の審査員をさせて頂く度に毎度、ベロ・シモンズというよくわからん名前の中年男性に審査されてしまう高校生の気持ちを考えてしまいます。
でも80歳でベロ・シモンズって芸名だったら、カッコいいんじゃ無いでしょうか? 少なくとも周りはこの名前に対して何も言えないけど心の中で、一体どんな事情があって?と気になっちゃう時間は今より増えるのでは無いでしょうか?

【劇団内では】脚本と演出を主にしております。第一線で活躍してる人たちって、評価された時期に関わらず、とにかく多作の人が日本の演劇シーンには多いので、自分もなるべく長生きしつつ、とにかくいっぱい書いて演出したいです。
以上が簡単な自己紹介です。それでは今回のコラムテーマ。

お題「コレにハマっているの自分だけ?」

みなさん映画倫理機構(映倫)のサイト覗いた事はありますか?

映倫とは即ちあれです、R指定かどうかを決める機関の事です。
因みに日本では
G区分→全年齢視聴可能
PG12→12歳以下は保護者の助言、指導が必要
R15+→15歳以上が視聴可能
R18+→18歳以上が視聴可能
以上の4区分に分かれています。
数多の映画を審査し、適切なレイティングをつけるのが恐らく映倫のお仕事です。

そして、サイトを覗くと、審査完了日と共に審査作品の簡単なあらすじが載っている訳です。こんなように

ザザザーっと作品リストを眺めていくと、「日本ってこんなにもまだ知らない映画が公開されているんだなー」と思えます。
例えば一例
ブリーフを使ったタイムスリップ実験に夢中のふるさわ。彼とともに映画を企画する俳優たちは、台本の上りを待ち続けていたのだが……。実験的なSFドラマ。(1時間10分)
ね!どんな作品か気になりませんか?!

ブリーフを使ったタイムスリップ実験・・・。履くのでしょうか?被るのでしょうか?ブリーフを乗り物に見立てて、履いた瞬間にデロリアン号よろしくタイムスリップ!なんでしょうか?それはズボンの上から履いても実用可能なのでしょうか?
頭に被る場合・・。やっぱりブリーフがヘルメット的な形になり、脳に何か電気信号を流しタイムスリップとかなんでしょうか?むしろ手に持ってぶん回すの?干すの?どうすればタイムスリップ出来るの?あと色はやっぱり白なの?
気になります。あと単純にタイムスリップ実験と映画作りがどう絡むんだろう。んでもって上演時間は1時間10分!短い!

他にも
原チャリを盗んだ高校生のタケシ、アヤカ、F1の3人組。しかし、運の悪いことに原チャリの持主は“口裂け女”だった。青春ホラーアクション。殺傷流血の描写および未成年の窃盗の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。(1時間23分)

絶対登場人物のF1は足が速いキャラでしょう!!
原チャリの持ち主が口裂け女とかはどーでもいいんです!それよりも、タケシ、アヤカ、ときてF1の立ち位置ですよ。こいつの活躍ぶりですよ!!案外早めにしぬのかな。頑張れF1
信頼出来るのはPG12指定って事ですね。ホラー描写ちゃんとしてそうです。

昔は、こうしたあらすじを読んで、妄想で演劇のプロットを書いたりしていました。鍛えられたのかどうなのか。そして答え合わせしようにも、中々この映画達を見る機会がないのですが・・。
映倫の簡潔なあらすじで、プロットを立てる脚本ワークショップ。やってみようかな・・。


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