boice
わたしのうつの経験談をまとめてみました。現在も治療中のため、更新は不定期ですがマイペースに発信していきます。うつは、目に見えずらい病気です。このマガジンが、誰かの役に立てることを祈っています。
大学2年生の夏に楽しんだ友人との旅行。 行き先は、沖縄。 沖縄といえば、海。 海といえば、水着。 当然の如く、私はダイエットを始めた。 大学生でお金もそんなになかった私。 人生初のアルバイトを始めた。 友人に誘われて始めたウエディング関係のバイト。 時給は良かったが、それ以上に仕事はハードだった。 アルバイトの経験が全くなかった私は、それが普通なのだと思っていた。 しかし、初日を終えてみると 「ハードすぎる。もう辞めたい。」 と、友人が一言。 私は、
学校生活も早1年を迎えようとしていた。 相変わらず極度の緊張状態では、震えが止まることはなかった。 私は、その現実と向き合いたくなくてただ逃げていた… でも、確実に黒い犬は私のなかで大きくなっていた。 私は、自分の不安をかき消すために… いや現実と向き合うことを避けるために勉強に逃げた。 実習練習は上手くいかったが、私には記憶力がある。 そして、今まで培ってきた知識がある。 そう自分の中で言い聞かせていただけかもしれない。 1年生の冬。 初めての病院実習の
無事？に始まった大学生活。 ほぼ全員が、近隣の県からの進学。 当たり前の話だが、私と同じ地方の人は誰もいなかった。 親の負担を少しでも減らすため寮生活を始めた。 寮といっても、一般的なイメージの寮とはかけ離れたものだった。 簡単に言えば、管理人さん付きの家具付きアパートのようなもの。 今思えば、この時点で私の運は、下降気流にのっていたのだろう。 同級生の部屋は、2階。 私はといえば、一人だけ5階。 これには、学校側の書類の不手際も関係しているのだけど。 こ
わたしと黒い犬の出会いは、今から十数年前にさかのぼる。 その当時、私は幼い頃からの夢を叶えるため親元を離れ、看護大学に通いながら寮生活を送っていた。 その大学は、私が本当に行きたかったところではなかった。 実家から電車で2時間。 通学もできるし大学生活に慣れてきたら、一人暮らしを始めることもできる。 そんな淡い期待を胸に私は、看護大学進学へ向け高校生活を過ごしていた。 『14歳のハローワーク』という本をご存じだろうか？ 将来の夢が見つからない若者のために、大人が
少子高齢化社会が叫ばれている世の中で、結婚をしない人が増えてきている。 性別関係ないが、特に女性は適齢期になれば、 「結婚は？」「彼氏は？」 息を吐くようにこの言葉を浴びせられる時期が必ずくる。 「子供を産むなら早めにしなきゃ。」 この言葉が、私をずっと苦しめていた。 元々結婚願望がなかった私。 『子供は欲しいけど、旦那はいらない。』 何百回、何千回もこの言葉を友人に言ったことだろう…。 今でもそう思っていないと言ったら、うそになるだろう。 周りが結婚をし始める2
気づけばもう2月も後半。 在宅ワーク始めて、早1か月・・・。 駄菓子しか買えなかったのが、ランチが食べれるようになりました。 まだまだ慣れないが多くて、スピード感が取り戻せないけど。 マイペースに頑張ってます。
在宅ワークを開始して2週間が経ちました。 先週１週間は、毎日8時間くらいPCとにらめっこ。 データ入力だけの単純作業。 以前なら難なくこなせていた作業も今の自分にはまだ早かったようだ。 前回の通院のとき先生に在宅ワークの話をしたら「どんな仕事内容なの？」と突っ込まれた。 うつ病の人にとっては、たとえ単純な入力作業であっても自分が考えているよりも大きな負担になることが多い。 うつから復帰するのには、うつ病になっていた期間の倍以上の時間をかけて回復しなければならない。そのう
こんにちは。 2日連続で１件の在宅ワークに時間とられてました。 在宅ワークよりもバイトのほうが稼げると言われる理由がわかった。 でも今の私には、なにか仕事をすることが幸せにつながるのなら時給よりもその時間が大事。 とりあえず試行錯誤しながら自分なりに頑張るしかない。 今日は、今年初の病院。先週の予約を今日に変更してもらった。前回の予約も1週間予約を遅らせてもらった。 先生には、ODしたときに通っていた病院の薬が残ってるとごまかしていたが、一つの薬は勝手に減薬を始めている
あけましておめでとうございます。 前回の投稿から大分時間が経ってしまいました。 ここ1か月くらいまた体調が悪くなり、外出もせず、着替えもせずぐうたら。ただ横になって動画見てただけ。 仕事していた時には想像もつかなかった今の状況。休むこと＝悪いことになっていたのはいつからだったのだろう。 気づけば退職して半年。この半年は人生の中でもベスト3に入る激動の時間でした。休むことが怖く、働き続けてきた10年間。自分なりには人生最高の日々だと思っていた。 でもその時間で得られたも
京都の小道にある小さなお店。そこには店主もスタッフもいない。テーブルの上には、『今のあなたの気持ちです』と書かれたカードとスープがひとつ置いてあるだけ。はたしてそのスープの味とは。そしてこの店の店主は誰なのか。
容姿端麗で仕事も完璧な麗子。彼女は人の香りをかぐだけで人の気持ちを読み取る能力を持っていた。その能力を使い数々の男を虜にしてきた麗子。そんな彼女の前に香りのない男、智哉が現れる。彼の正体とはいったい。 #100文字ドラマ
私は今うつ病の療養中です。 この病気になったのは初めてではありません。 初めてこの病気と出会ったのは20歳のころでした。 その頃の私は、黒い犬を飼い始めたことに気づかずに夢に向かって突き進んでいた。 そして・・・・。 黒い犬を飼いならすことができず、夢をあきらめることになった。 その後、黒い犬は老犬となり天国へと旅立った。 10年後、黒い犬は再び私の前に現れた。 私は逃げて逃げて逃げまくった。 でも、結局つかまってしまった。 今は黒い犬が私のご主人様。
