サラリーマンを副業にする
どうすれば副業で稼げるかというのは色んなところで話題に上がるけど、実はあまり見かけないサラリーマンを副業化するという発想。
つまり、画像で #副業あるある としたけど、これは逆で #副業ないない の方がふさわしいであろう。
実は…私…このサラリーマン副業、少し…リアリティが出てきたんです!
ということで、サラリーマンの副業化について自身の体験とともに綴る。
副業を定義する
まず、何が本業で何が副業なのかを辞書の力と独自見解をもって定義することを試みる。
ふく-ぎょう【副業】
本業のほかにする仕事。内職。
なるほど。
では、当然次の質問は本業ってなに?が自然の質問だろう。
ほん-ぎょう【本業】
本来の職業。本職。
うん、まだ曖昧だ。
「本来って何だよ!」とつっこみたくなるが、職業を調べてみる。
社会的分業の成立している社会において生活を営む人々が、それにつくことによって、その才能と境遇に応じた社会的役割を分担し、これを継続的に遂行し実現していくかたわら、その代償として一定の収入を取得し、必要な生活資料を獲得する継続的活動様式をいう。
よしよし、だいぶクリアになってきた。
「社会的役割の分担」「一定の収入を取得」「必要な生活資料を獲得」この3つがキーワードになりそうだ。
ここからは独自解釈を入れていくが、稼いだお金と世の中に提供した価値が仮に比例関係にあるのであれば、たくさん稼いだ方が本業として差し支えないだろう。
つまり、たくさん稼いだ方が本業で、稼ぎの少ない方が副業だ。
9月時点の株の稼ぎ
noteをはじめる前から、我が家のCFOとして、家計は私が管理している。
厳密にいうと、出費や費用は管理せずキャッシュ、株、その他資産などの金融資産の残高を毎月エクセルにまとめて増減の結果を見ることが我が家のCFOの役割だ。(費用を管理しない理由は意味がないからでこれをテーマに1つの記事が書けそうだ。)
今年1月と9月末時点の我が家の金融資産とそのうちの株の資産は次の通り。
■20/12月末
金融資産 :20,918,967円
うち株の資産:14,144,346円(*)
■21/9月末
金融資産 :31,786,650円(+10,867,683円/20/12月比)
うち株の資産:23,003,052円(*)(+8,858,706円/20/12月比)
(*)証券口座の現金もここには含まれるため、毎週のパフォーマンスで記載している表と数値は合致しない。また、利益が出ているのは大半NISA口座であり、税金で目減りするのは極めて限定的である。
ちなみに、昨年の源泉徴収に記載された年収は9,627,770円。
20/4月に課長昇格し、年間通じて課長で月俸となったのは21年が初めてなので、多少上がることは見込まれるが、あと残りの3カ月で100万円程度稼げたら、サラリーマン副業計画(計画ではなく厳密には結果ですが…)実現だ。
もちろん、これまで月に100万円くらいをコンスタントに稼いだからと言って、今月も来月もその次も稼げるわけではないことは百も承知。
しかし、このパフォーマンスはまさに射程圏と言って差し支えないだろう。
2021年の本業と副業を振り返る
実は私、会社(物理的空間はほぼ在宅)では社畜のようにシャカリキに仕事をしている。
管理職だけど、部下は少ないし、ちょっとメンバーも色々個性あり、管理がとても難しいからプレイングマネージャーとプレイヤー要素が圧倒的に強い。
ずっと仕事をさぼってデイトレーダーをやるほどの暇は一切なく、たまの無意味なリモート会議や会議中繰り返される上司の同じ話や冗談時は、多少の株の売買はやるけど、そんな時間も惜しみながら朝から晩まで働いている。
会社の変革期であり、ルーチンのオペレーションとは異なる、兼務発令もジョブディスクリプションも一切ない、タスク系の仕事はおじさんには一切振られず、私のような30~40の働きざかりであり、変革に対してポジティブでセンスのある人に仕事が多数まわってくる。
改革の必要性や経営者の考えを理解して、早くスピーディーにあらゆるソフトやフォーマットを使いこなして資料を作って周囲を巻き込み意思決定を促すプロジェクティブな仕事は上司よりできる自負はある。(給料上げて!)
よって、かけた時間は圧倒的にサラリーマン業が長く、スマホのフリックで注文を入れる株の取り引きの20倍は時間をかけているだろう。
(もし、本業=より時間をかけた職業であれば、本業=サラリーマンの疑いの余地はない。)
一方で株は、ベイカレント・コンサルティング、エアトリ、スノーピークの定番の高パフォーマンス銘柄であり、ほとんど売買しない長期保有銘柄チームが大半を稼いでくれた。
会社で働いて稼いだお金を原資にして、お金に働かせたら私が会社で働いて得た稼ぎを超過するというよく分からないことが起きてしまった笑。
少しの考察と今後の展望
投資が本業になるほどの稼ぎを出すことは、辞書にもあった職業としての才能があるのかを考える上で二つの視点が大事だ。
視点①日経平均の増減は一つの自分のパフォーマンスの指標にならないか?
20/12月末から21/9月末の増加はたった7%UP程度だ。(株は62%UP)
数値がFactとしてあるので、自分のパフォーマンスは単なる相場にのったわけではなく、自身の実力と目利きの力と言っていいだろう。
視点②将来にわたって再現性はあるか?
うん、これは「No」だろう。
株をはじめて10年目になり、確かに原資がこれまでは少ないという事情はあれど、給料を超えるのは今回初めての話。
来年も再来年もましてや今月がどうなるかも全く分からない。
仮にここで再現性のメカニズムを見つけられれば、複利で増える前提にたてば、すぐに辞表を出して、FIRE実現となるがことはそんなに簡単ではない。
よって、展望というほどの大袈裟な見出しにしたものの、当面はサラリーマンの副業化は目指すものの、投資とサラリーマン双方で成果が必要なハイブリッド生活は継続だ。
実は最近もやもやしている自分の中のテーマの一つでなぜにFIREを自分は目指しているのか?これを言語化しないことには、自分らしい人生は送れないわけで、本来であればこの壮大なテーマでnoteを綴るべきだ。