保健室便りのような
保健室便りの挿絵を描くのが好きだった。
そういえば、小学校低学年の一時期、多分、色々体調を拗らせていて、保健室に何度かお世話になった記憶がある。
うっすらとするアルコールの匂いと、白いシーツ
先生とは違う保健室の先生。
小学校2年生まで、木造校舎が建っていた、そんな牧歌的な小学校だった。
保健室便りはわらばんしに印刷され、全校に配布される。
そこに、自分の絵が載ることがとてもワクワクした。
うまくはない、描くことが好きだった。
そして、たまたま、保健室にお世話になっている時に、描くことになっただけだったと思う。
みんなに見てもらえる。
そんな、ちょっと、「エッヘン、私が描いたのよ」みたいな小さな自己満足。
結局、そんな小さな自己満足は、今でも続いていて。
今は、ちまちま動画を作ってアップをしている。
再生数は、小学校の全校生徒よりも少ない数。
撮影の技術も編集の技術も、素人感満載なんだけど、
自分なりに、小さな工夫を重ねて、世に出していく、その感覚が好きでやっている。
時々、最先端の技術も勉強しないで、1日をこれで費やしているのか、と思うこともある。
理性と効率と金勘定だけで、生きていけるほど人生は長くないかも。
そうして、時々、1日こもって動画を作ったりしています。
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