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閃光のハサウェイの影響でガンプラにハマった記録

ガンプラって楽しいですね!(にわか)

閃光のハサウェイの影響でガンプラを作り始め、1ヶ月半ほどで10体(とジオラマキット1つ)を作ったので、その記録をまとめることにしました。

まず最初に作ったのはRGシャア専用ザクでした。

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↑これ。

そもそものいきさつ

ガンダムは過去に「ターンAガンダム」を途中まで見たのみで(それもほとんど忘れてしまった。たぶんガンダムの知識がないから覚えられなかったんだろう)、アムロとかシャア周りのことは一切触れないままこの歳まで生きてきました。中年に両足突っ込んだという、ここに来てガンダムにハマるとは。「閃光のハサウェイ」おそるべし。

さてその「閃光のハサウェイ」なのですが、ツイッターでものすごく評判がよかったし、ツダケンのキャラが拷問されるというので興味を持ちました。ツダケン、写真集のお渡し会に行くほど好きで…。興味の持ち方が不純ですみません。

あと、エヴァの時見た予告編の主人公の顔がすごくいいなー!っていう印象がありまして。

そういうわけでガンダムの話だということをよく理解しないまま観に行ったのですが、想定以上にガンダムの話だったのでびっくりしました(?)。鑑賞前、奇跡的に「ガンダムの話らしい」ということだけは把握できていたので、ガンダムを知っている友人に「いきなり閃光のハサウェイから観に行っても大丈夫か?」と確認したところなんか大丈夫そうな返事をもらったので大丈夫だと思っていたんですよね…。いやいやミノフスキーフライトってなんだよ。

ただ、この時予習なしの丸腰で行ったのが却ってハマる要因だったのかもしれません。

いやー、まさか、ガンダムが出てくるとはね…!(そのくらいガンダムをしらなかった)

映画はめちゃくちゃ面白くてパンフとBlu-rayを購入(Blu-ray、劇場で買えることを知らなかったので後日改めて買い求めました)。そのくらい面白かったです。とにかくハサウェイくんの顔がいい。ギギも、ケネスも素晴らしいし、ガウマンは最高のツダケン。映像も声優さんも音楽も全部のクオリティが最高で、一時間半があっという間でした。

「閃光のハサウェイ」めちゃくちゃ面白い!!しかしなんも分からん!!!

あの緑の髪の毛の女の子は誰ぞ!!!???

というわけで、あまりにも分からなすぎて映画を観た後から「逆襲のシャア」「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「ユニコーン」「NT」…と順次履修していきました。

ハサウェイくんの少年時代〜子供時代を見ることが出来たばかりか、なんとご両親の馴れ初め(そしてお母さんが意外にモテモテガールだった情報)まで知ることが出来、過去作の火力の大きさに感動しました。完全に順番が逆っていう。

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【参考】なにも知らなかった頃の感想絵(しかもエンゼルスがアナハイムエンゼルスだったのは長谷川の時代まで遡るのである)

そして作り始めるガンプラ

ガンダムといえば「がんぷら」だろうと思い、ハサウェイくんが乗っていたガンダムのガンプラもあるんじゃないかと調べたらとっくの昔に完売してたんですね。あら残念(ちなみに先日の再販でも買えませんでした。うける)

ということで知ってるガンダムを作ろうと思って(この時には逆襲のシャアと最初のガンダムの30話くらいまで見てた)近所の雑貨屋さんで買ったのが先ほどのRGシャア専用ザクでした。

そもそも一瞬前まで「ザクはガンダムではない」ということすら知らなかったので、ガンプラにもHGとかRGとかの種類があることを知らなかったんですよね。

HGとかRG、ぶっちゃけ今もよく分かってないんですけど、RGの方が部品が多くて難しいらしいです。あと部品が多いせいか、同じ機体だと値段がちょっと高い。

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「知ってるガンダム(ガンダムではない)じゃん、これ買っちゃおう〜!」みたいなノリで買ってきたRGシャア専用ザクさま。

かろうじてニッパーとやらが必要というのは知っていたのでそれも買った(買ってなかったら作れなかったので買っていて良かったです)。

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Twitterのフォロワさまがたに心配されながら、説明書を読みながら頑張って作りました。

(汚す前なのでまだツヤツヤのザクくん)

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どうやら組み立てるだけではなくて、色を塗ったり汚したりして自分なりに加工をするのもガンプラの楽しみらしいことを知ったので、YouTubeとかを参考にしながら「ウェザリング」をしてみました。簡単そうで楽しそうだったので。

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最初はガンダムマーカーでスミ入れをしてみたのですが、なんだか物足りない…。もっと何かしたい…(足し算しかできないタイプの絵描き)

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徐々に汚していき…。

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弾痕を描き足したり

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完成〜!!!

若干油汚れっぽいシャア専用ザクくんです!

一番最初に作ったガンプラなのですごく思い入れがあります。斧も上手くできたので気に入ってます。めちゃくちゃ楽しかったです!

なんというか、ニッパーで部品をパチパチ切り取っていく無心の作業がすごくいいです。ヒーリング作用があります。心が落ち着くし、嫌なことを忘れられる…。こいつはすごい。ストレス社会の中年を救う趣味だこれは。

説明書どおりに作ればとりあえず出来上がるというのもいいです。世の中思った通りにいかないことが多いですからね。適度に難しくてなんだかんだで最終的に順調にまとまる創作って…すごくいいなあ…。

そりゃあ、100%うまく行っているわけではないし、人から見ると微妙なのかもしれないけど、自分なりに楽しく作れるからまあいいかって。多少失敗してもリカバリーできるし、なによりまあおもちゃだし…。そういう気楽なところもすごくいいです。


色々作り始める

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最初にRGシャア専用ザクくんを作り、そのキットの完成度の素晴らしさ、バンダイ様の技術力の高さに感動した私はこれから狂ったようにガンプラを作り始めます。

というわけで次はHGのガンダムを作りました。RGでも安いと思っていたのに安さにびっくり。1300円くらいだったと思う。

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こちらも汚し加工をしました。が、泥っぽい塗料を使ったので田んぼか畑に落ちた人っぽく…。まあガンダム意外と地球にいたし田んぼか畑に落ちることもあったかもしれない。これはそういう世界線のガンダムです。アムロごめん。

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次はちっちゃいザクくんを作りました。しかしこちらも塗料で遊びたかったのでかわいい緑のボディカラーは全消し状態に…。

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廃墟くんを作りました。ザクくんごめん。


めちゃくちゃ楽しかったMGサザビーくん

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RGザクくんを作っている時にMGという大きいシリーズがあるということをフォロワさまから教えていただいて。たしかにRGはパーツが小さくてなかなか大変だったしということで、それでMGサザビーくんを作ることにしました。

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大きい!!ザクくんが子供みたいでかわいい!

作っている時もすごく楽しかったです。でかいということはいいことだ。

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ガサガサな加工をするのが好きなのでそんな感じに色塗って完成〜!

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宇宙空間を飛ぶくらいの兵器なのにそんな塗装剥がれるかよ?とか思うし、やりすぎかなって思うけど、こういうのが好きなのでいいです。たぶん、アクシズが地球に落ちる落ちないしてた時にはこのくらいのダメージになってた瞬間はあったと思うし…。

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別売りのLEDキットで目も光らせてみました。ひかると楽しい!

MGサザビーくんは大きいのもあって充実感を得られて楽しかったです。重さとか、そういうとこでも楽しさを感じられる…ガンプラとは実におもしろい…。手の中におさまる1/144スケールもいいけど、1/100もいいなあとこの時知ることが出来ました。


その後も色々作った

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それからガンダムベース福岡へ行き…(買えてないけどせめて見るだけでも…と、眺めたクスィーくんたち)

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ガンダムベースにはすごくたくさんのガンプラが売っていて多過ぎて意味がわからなかったのですが、めちゃくちゃ楽しかったです。完成品が飾ってあるのも目標になってよかったし。この日再販日だったナイチンゲールも買えなかったんですけど、結局散財。ガンダムベース限定のキット等を買って帰りました。

限定品はハロちゃんと、あと「ガンダムSEED ディステニー」に出てくるフォースインパルスガンダムのRG。それのチタニウムフィニッシュっていう何かツヤツヤな金属っぽい塗装がしているのがガンダムベース限定なのだそうです。ツヤツヤでカッコいい!「ガンダムSEED ディステニー」を知らないのに買ってしまったので、今「ガンダムSEED」から見ているところです。

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旧キットのズゴッグくんも購入。これが今まで作った中で一番難しかったです。頑張って筆塗りで塗装をしたりもしたのですが…。ぶっちゃけ接着する向きを間違えて失敗しました(笑)。

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道具も増えました!

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仲間がふえた!

新しいHGのシャアザクくんはめちゃくちゃ可動域が広くてたのしい。


ジオラマや電飾もやってみる

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ネットで見ていいなあと思っていたキットがイオンで売ってたので買いました。

接着剤は必要ですが、パーツ自体そんな多くないので楽ちん。色を塗って組み立てるだけでいい感じの雰囲気になりました!ガンプラと同じ1/144なのも良いです。

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こんな感じにある程度着色がしてあるキットです。このままでもよさそうですが、少し軽い感じがしたので色を塗って情報を足しました。

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床も塗って、鉄骨は複数の塗料を重ねて錆の質感を出してみました。やり方は適当なのであれなんですけど。

模型の塗料はそれぞれ用途に合わせてかなり細かく製品が出ているので、一つ一つ集めるのはお金はかかるけど、一色で目当ての色味や質感が出せるのは簡単で便利だと思いました。普通の塗料とウェザリング専用の塗料が別で売ってたりとかすごすぎ。

絵の具は混色するのが難しいし、混ぜると濁って微妙になるので、このラインナップの広さには模型文化の厚みみたいなのを感じます。今まで知らなかったのが信じられん…。たしかに自分が学生時代に入り浸っていた画材屋には模型の道具は売ってなかったもんなあ。やってる内容は近いのに(実際、道具や技術的には転用が効く)完全に棲み分けられてたのは興味深いです。

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で、完成〜!

壁の配管なんかは自分で作って差し替えてもいいかなあと思いました。やりたくなったらやります。

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撮影会たのしい!

そして、MGサザビーくんの頭にLEDを入れて光らせられたという成功体験によってもっとLEDを使いこなしたいと思うようになりました。バンダイさま製のガンプラ用LEDユニットはぶっちゃけ高いしMGとかの大きいガンプラにしか使えないので小さいガンプラも光らせたいという欲がね、湧いてくるわけです。

こういうのを、作りたい…!

プレバンで予約したメッサーが届く頃には作れるようになっていたい…!

そしてナフコで勘で買った道具。

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はんだこてについては安いのを買わずに温度調整が出来るものにすればよかったと思いました(笑)。

かといって買い換えるほどでもないからこれを大事に使いますが…。勘で買ったから仕方ないですね。

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光った〜!

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というわけでRGズゴッグくんにLEDを仕込むことができました!

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こんな感じで、勘でパーツの出っ張りとか邪魔なところを削って電池を入れるスペースを作って埋め込みました(大丈夫でした)。

今後は複数のLEDを仕込んでみたいです。


MGEXユニコーン🦄をつくる

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サザビーくんを完成させた前後で買っていてそのまま寝かせていたこちらをお盆の連休で作ることにしました。サザビーくんと同じMGと思って買ったらよく見たらMGEXでした。どのへんがEXなのか…。

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全身をLEDシートを組み込みながら組んでいかないといけないらしかった(たぶんこのへんがEX感)。

これはめちゃくちゃ難しかったです。難しいっていうか、手間というか…。

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このあたりまで来るのに3時間以上かかったり…(うち1時間はパーツを紛失して探していた時間でこの写真はパーツを失くしたまま組んでしまった状態)

その後もパチ組みするだけで3日かかり…。

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でも苦労をして完成させると感動もひとしお。めちゃくちゃうれしいです!

めっちゃ光るうれしい〜!✨✨✨✨

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ミライト(釣具店で売ってる)をビームサーベルに仕込んで光らせたりもしました。

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やったー!光る!✨✨✨✨(ちょっと曲がってるけどご愛嬌)

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光ってる時はデストロイモードに変身させるって塩梅なんですけど、ユニコーンモードの白くて大人しそうな状態もカッコいいです。

真っ白なのって実際どうなん?光ってないとつまんないかも?って思いながら作っていたのですが、そんなことあるわけないだろっていう。完成品はもうほんとカッコイイです。光ってても消灯しててもカッコイイ…!

ほんと美しいです、ユニコーンさんは。よく考えたらこの子がなんやかんややったあとの話なんですよね、「閃光のハサウェイ」って。なんか…そこはなんとも言えない切なさがあるような…。

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今回ユニコーンさん本体はあまり加工しなくて良さそう(LED光る時点で十分だし失敗して汚くなるのは嫌だから)なので、土台にくっつけるドックみたいなのと武器だけ塗装しました。↑これは塗ってる途中。

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なんかこんな感じ。

知識も技術力もないので毎回だいたい同じような感じになりましたが、とりあえず塗装もできました!完成〜!

いや〜うれしい〜!!!

5日もかかったし…!充実…!

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ただめちゃくちゃ大きいので置く場所がないです。どうしよう…。

でも完成するとめちゃくちゃ楽しいし、うれしい!


というわけで、「閃光のハサウェイ」の影響でガンプラを作るようになって1ヶ月半で10体作りました。

基本的にさっさと作ってしまいたい性格をしているので丁寧にじっくり作る…とかではなくスピード優先、おかげで雑なばかりなのですが、自分なりに色々作れてよかったなあと思ってます。

はんだづけや電飾なんかは遥か大昔の学校の授業以来なもので私個人の中では完全に失われた技術だったのですが、一から覚え直せたのもガンプラのおかげです。思いついたことを手軽に試せるというのはプラモデルのいいところだなと思いました。

というわけで、また引き続き作れたらいいなーと。何作ろうかな〜。



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そういえば羊毛フェルトのモルカーを作った時にもガンプラを作っていたのだった(テディの頭に乗せてるのがビルドカスタムシリーズの1/144ジャイアントガトリング)

(おわり)

続編?↓
https://note.com/bohe/n/na622cdd68123



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