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すばらしい空の世界 【020 水上〜越後川口〜長野〜松本】
以前JRの普通・快速列車乗り放題の『青春18きっぷ』で、上越線→只見線→磐越西線→磐越東線と乗り継ぎ…いわき駅に向かった時の車窓と空の様子をご紹介した。
今回は上越線より飯山線と篠ノ井線を利用し、松本方面に向かった時の車窓と空の様子をご紹介したい。 ちなみにヘッダーの写真は、水上駅の手前…利根川を挟んで、関越道・水上インターチェンジの方向を撮影したものである。
只見線に乗り換える時は上越線の小出駅で乗り換えたが、飯山線に乗り換える時は小出駅の3つ先にある越後川口駅での乗り換えとなる。
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十日町〜長野では臨時の『おいこっと』も運転される。
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本数はありそうだが、長野駅に出られるのは6本のみ。
越後川口駅13時11分発の、戸狩野沢温泉ゆきに乗車する。 途中の越後田沢駅の先までは、進行方向むかって右側の座席の方が信濃川の流れを観るには良い。 だが敢えて、モクモク雲のよく見える左側に最初から座ることにした。
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魚野川を渡る。 越後川口駅付近で、信濃川と合流する。
列車は信濃川の上流に向かって、川の流れと逆の方向に進む。
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北越急行線と上越線との接続駅、六日町駅がある。
越後田沢駅を過ぎ、信濃川の流れが左側の車窓に広がる。
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直後あたり。 大雨のせいか、川の水は濁っている。
列車は足滝駅を過ぎると、新潟県より長野県に入る。 と同時に、『信濃川』は『千曲川』と呼び方も変わる。
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ボートを使ったアウトドアを、楽しんでいる最中か!?
列車は戸狩野沢温泉駅に到着。 この駅で、長野駅に向かう列車に乗り換えとなる。
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大きなモクモク雲。 近くで、強い雨が降っているのか。
長野駅に到着した後、松本方面に向かう普通列車の出発までまだ時間がある。 以前は駅ビルに、お気に入りの『おやき』のお店があった。 現在は善光寺口より歩いて5分の、本店で販売しているとのこと。
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学生時代より、長野に行った時には必ず調達していた。
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包装紙が秀逸。 仕草の隣りのひとことが、郷愁を誘う。
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完熟りんごの果実煮を用いた、四角いバウムクーヘン。
長野駅周辺での調達を終え、松本方面の篠ノ井線の列車に乗り換える。 日本三大車窓の一つである、姨捨の雄大な風景を久しぶりに観ることが出来る。
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スッキリ青空なら、列車を降りてホームで眺めていたい。
全部の行程を終了し、あとは帰るだけ…と思っていたが、そうはいかなかった。
まずは篠ノ井線の沿線で火災が発生したため、途中駅で60分程停車。 やっとのことで松本駅に到着したが、その先の駅で信号トラブル…諦めて松本周辺で宿泊するか、それとも長野駅に戻り北陸新幹線で帰るかの決断を時間的に迫られていた。
最終的に新幹線を利用して東京に戻ったが、青春18きっぷは『普通・快速列車』の乗車券のため新幹線特急券だけでなく乗車券も購入しなければならない。
日帰りで帰宅出来る行程を時刻表で計画しても、必ずその通りに動くとは限らない。 無理なスケジュールを組んだ場合は特に、万が一の時のためのパターンをあらかじめ準備した方が良い。
宿泊のための費用や新幹線で帰るための費用を見積らずに無謀なことを繰り返していた、過去の自分に対する戒めでもある。
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車体は普通列車と同じだが、塗色と内装が異なる。
◆飯山線を土曜・日曜・祝日に1往復、長野と十日町の間を走る、臨時の観光列車『おいこっと』をご紹介致します。
のどかな田園風景が広がる飯山線…東京の対極ということで、TOKYOを逆に並べて"OYKOT"…幅広い層に親しんで頂ける様、ひらがなにして『おいこっと』と名付けられました。
外観は茅葺き屋根の民家の襖や障子をイメージし、内装は夏休み遊びに行っていたおばあちゃん家の様な『古民家』風のこころ落ち着くデザインとなっております。 普通列車と乗り比べてみると、その違いを実感出来ると思います。
車内では、楽器の演奏や地元の方のお話しを聞ける時間…途中の飯山駅では、地元産品や郷土食の調達出来る時間も設けられております。
その他『おにぎり』や『日本酒』・『りんごジュース』のうち1つを頂ける『ふるまい』もついて…乗車券に『おいこっと』の座席指定券(おとな530円・こども260円)を追加購入することで
乗ることが出来ます。
東京方面より新幹線でアプローチされるのであれば、乗車直前の金曜日まで発売の『週末パス』と往復の新幹線指定席券の事前購入をお勧め致します。(自由席では、座れないことが多いです。)
どちらか1日を長野もしくは新潟の観光、もう1日は『おいこっと』の乗車に充てたり…新潟県内を走る観光列車『越乃 Shu*Kura』の3号車リクライニングシートの座席指定を受け、それぞれの列車を乗り比べてみたり…思い思いの計画を立てて、列車の旅をお楽しみ下さい。
『よくあるお問い合わせ』:国土交通省北陸地方整備局 千曲川河川事務所ホームページ
『のってたのしい列車』:JR東日本ホームページ
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