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山﨑賢人に18禁BLの修正までさせたくせにコレか【映画ヲタ恋】

うっかり観てしまったこんなにひどい映画。原作が好きだからちょっと観てみようと思ったばっかりに。
2020年映画『ヲタクに恋は難しい』実写。

山﨑賢人さんが実際に◯◯◯の修正はしてないですが、してるであろうシーンが原作のまま使われていました。
それがまた内容をチグハグにしてるというか。

新刊はコミケで売ったらしい

当時のレビューを読んだらやっぱり辛辣。当然。


オタクをバカにしたいだけの映画だった


腐女子でアニメ・漫画・ゲーム好き桃瀬成海とゲーム廃人寸前・二藤宏嵩のラブコメですが、原作とは別物だと思って観ても腹が立つ映画でした。
蔑視と偏見だらけ。
上司のつまんないギャグを無理矢理見せられてるような疲労感。

映画のあらすじは、転職先で幼馴染が再会し『ヲタバレ』を何より恐れている成海に「ヲタク同士で付き合えば快適なのでは?」と宏嵩が提案しお付き合いを開始。
でも彼女の趣味についていけなくて落ち込む彼氏と、恋愛もまともに出来ないお子様な彼女のすれ違い……
なんか殴っていいかな。
この監督が脚本もやってるそうですが、たぶん漫画もアニメもゲームも興味ない人なんでしょう。
オタクをバカにしたいだけの映画だったと断言します。

主人公・成海をただのイタい女子と描いている


主人公の桃瀬成海は、映画では監督が“オタク女子とはこういうもの”と思ってるであろうイタい子でした。
・会社でもうっかりおかしな言動をとってしまうヤバい奴。
・好きな事の話は超早口でちょっと猫背で夢中で喋り、周りの目は気にしない。
・恋愛も出来ないお子様。
とバカにしてます。
高畑充希さんが上手いからか、可愛い子の設定なハズなのに可愛く見えない。イタい。

自分の映画の主役をバカにしてるってどうなの。
主役がクズだったりダメ人間な映画はありますが、それとは違うよなぁ。

原作の成海は可愛くて社交性もあり、社内で普通にモテるタイプの子です。宏嵩が「擬態が完璧」と言うだけあって完璧にオタク部分は隠すけど、可愛いものもオシャレもスタバも好きな普通のOL。
恋愛も普通にこなしてきた女子です。

ステルスオタク

宏嵩を非ヲタのイケメンと描いている


字にすると普通だ。それのどこが悪いんだと言われそう。映画の宏嵩は成海の趣味が濃いいのでついて行けず
「成海が遠くにいるみたいで切ない〜」
とミュージカルが始まるほど悩んじゃう、どう見ても非オタでした。歌ってました山﨑賢人さん。
でもそんなイタイ彼女でも好きだから、理解しようと頑張ってみる健気な幼馴染の彼という役でした。

ゲーヲタ設定なのにそうとわかるシーンは全く無し。
しょうがなくセリフで
「まるでバイオハザードのゾンビみたい」
とか言わせていた。ゲーヲタなめてんのか監督

アバターがかわいい


原作の宏嵩は成海の趣味が何であれ許容してるし、興味もない。
映画の宏嵩みたいに、彼女の趣味についていけなくて悩んだりするような普通の感覚も持ってないぞ。
だからBLの修正も気にせずやるところが宏嵩の面白いところなのに、映画の設定とはまるで合っていないからチグハグ。こんなにキャラが違うのにここは原作使うんだ!と思いました。

レイヤーなめてんのか

成海が大勢の同僚、上司たちと居酒屋でディナーミーティング(って言うのかコレ)の最中、偶然成海の友達のコスプレイヤーたちと居合わせる。
(原作には無いシーンでした)
何でコスプレのまま飯食ってんだと思うけど、
「近所でイベントがあって、今日だけはコスプレのまま店に入っていいんだって」と彼女たちにわざわざ説明をさせておき(監督が)
褒めまくる成海にサービスするために、レイヤーさんたちは席を立ち上がってその場で自分のキャラの決め台詞を言うんです。
店内だけど。他の客もいるけど。
キャーキャー言う成海。成海が振り返ると会社の人たちがシーンとしていて呆れてるという。

バカにしてるんだよなぁこの監督。オタクはただ
非常識な子たちと描いてるんすよ。

面白くないコメディ


冒頭の佐藤二朗さんがボソボソ一人でず───っと喋ってるシーンは最後まで意味不明だった。
監督が佐藤二朗とムロツヨシと賀来賢人をとにかく面白い役で出したかっただけのよう。面白くなかったけど。
役者さんたちは「まるで俺がすべってるみたいじゃん」と思ってるはず。気の毒に。

突然のミュージカル


この監督はミュージカルも大した好きじゃないんだと思います。『ラ・ラ・ランド』や『オペラ座の怪人』のパロやらホントもう他にツッコミどころ多すぎてどうでもいいや。

歌ってないでゲームしろ(弟のアバターで遊ぶ宏嵩)

樺倉先輩と花ちゃんの行方


この映画“それぞれ違うヲタクが4人集まった”的な宣伝をしてたようだけど
樺倉太郎を演じる斎藤工さんと小柳花子を演じる菜々緒さんは
出てきて何の意味があった?と思うような粗末な扱いだった。
小柳花ちゃんは実はコスプレイヤーでしたってだけで終わり。
樺倉先輩に至ってはどこかオタク要素あった?で終わり。
原作では二人とも怖いのは顔だけなのに、映画ではただの怖い先輩でした。

ホントは優しいお2人


花ちゃん(菜々緒)は宏嵩に酔って絡んで「彼女の趣味ごと愛してあげなさいよ!」と説教。…は?
樺倉先輩(斎藤工)は同じチームになった初対面の成海に「足だけは引っ張んじゃねーぞ」と睨む。
そんな事しないよぉぉ二人とも。
当て馬として出したっぽいけど当て馬にもならず、ただの通りすがりの先輩ってだけ。何がしたかったんだ。
花ちゃんの面白さがわからんのか監督。

即売会シーンの違和感


Twitterで「神とあがめる人の薄い本をあんな持ち方するわけない。曲がってんじゃん、大事に持てよ!
と呟いてる方がいたので、どれどれと注視していました。
成海の漫画のファンの子が買いに来て、「ファンです!応援してます!」的な事を言いながら手に持ってる薄い本をしっかり握りしめていて…。ここに気付く方素晴らしいよ!

山﨑ファンがそのシーンだけ観る映画


この映画は、山﨑賢人さんのガチファンが彼の滅多にない歌とダンスを観るためにある。それしか思い浮かばないのでした。


[出典:ふじた『ヲタクに恋は難しい』一迅社]






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